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2004年12月16日 (木)

化学療法5回目(3日目)

2007020902 昼間の見舞い客の中に、香水ばばぁがいて閉口。おしゃれをするのは構わないが、病院での香水禁止は原則だ!抗がん剤の吐き気がなくても、吐きたい気持ちになった。

これは、皮下注射明けのNさんに来て貰って一芝居うつしかない(←本人に直接言う勇気なし。もめるのも嫌だったし)。病室にきて大げさに騒いでくれるようメールで頼んだ。昼食後、予定通り遊びに来てくれ、病室に入るなり、

「何?この強烈な匂いは!!」 私も匂いの発信源をつかんでいたので、本人に聞こえるように「でしょう?病院に香水してくるなんて信じらんねぇよ。最低。ここで吐いてやろうかな。」

この作戦が大成功。夕方、本人がきて「匂いのことごめんなさい。髪の毛にスプレーつけちゃって。気をつけます。」

ぷぎー!私は知っているのだ。匂いの元はあんたじゃない。あんたの母親だよ。嘘をついて庇わなくても良い、と言うつもりだったが、かわいそうなので「抗がん剤やってる人とかいるので、匂いには敏感になっているんですよ。気をつけたほうが良いですよ。」とやんわり忠告。

その後、いろいろ話をしたら、これがとっても良い奴。母親抜きで出会いたかったね。彼女は私より2つ年下の35歳。昨年くも膜下でぶっ倒れ、右半身に障害が残り、杖が欠かせない状態。

「目が覚めたら髪の毛が無くなってて、ベッドの上でつながれてた。こんな歳で身体障害者になっちゃってびっくり」と明るく言う。顔もアイドル並みのかわいさ。ショックも大きかっただろうに。

「あんたねー、そんなこと言ったら私なんか癌だよ、癌。もう寝耳にミミズよ。」洗面所で歯を磨きながら2人、病気自慢。盛り上がっていると、同室のDばあさんが合流。自虐的な話を聞きながら、「あんたたち、若いんだから頑張りな!負けちゃだめだよ!」と一喝。思わず3人で手を取り合ってしまった。

病院はいろいろな人がひろいろな問題を抱えてあつまる場所。お互いこんなことでもなかったら出会わなかった人たちだ。彼女も検査入院なので明日には内科病棟へ戻っていってしまう。こうした人との出会いが入院生活の妙だと思う。大切にしたい。むかつくヤツもいるけど。

検温(朝)36.6度(昼)36.7度(夜)36.7度 サンカマのおかげで快便

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