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2005年9月

2005年9月30日 (金)

ブラックリボン

ピンクリボン運動。NEW癌の早期発見、早期治療を呼びかけるイベントだ。実は私、この活動が大嫌いだ。理由は、

  • 早期発見じゃなければダメなの?
  • 進んだ状態で見つかった人はもういいの?
  • 再発、転移した人はどうなるの?

少なくとも早期発見ではない私にとって、この広告をみると、「去年検査しとけばよかったのに」とか「自己管理責任不足だよ」と言われている気がして落ち込む。CMやニュースをみると思わず耳を覆いたくなってしまう。

趣旨はわかる。ただ、まだ自分の気持ちが、後ろをふりかえる心境には達していないのだ。

また早期発見をすれば全てが解決、ということにも疑問を感じる。早期発見でも1割は確実に亡くなる。 亡くなるか亡くならないかというのは、癌の個性にもよるのではないだろうか?体の中に癌細胞が芽生えた瞬間から運命づけられていたと考えるほうが自然ではないだろうか?

検診をしても見落とされる人がたくさんいる。専門医が不足しているのに、検診だけで全てが解決すると考えるのも納得がいかない。

まだ私の気分はブラックリボンだ。

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2005年9月29日 (木)

外来の日

先日、朝日新聞を読んでいたら、「家族性NEW癌・卵巣癌の解明に向けて」という治験の募集案内を発見。参加条件に適合していたので、早速申し込みをした(定員枠いギリギリの滑り込みセーフ!)。H博士にも病理の結果などを記入してもらわなければならないため、協力をお願いする必要がある。

「治験に参加したい」と私の意向を伝えると、この研究の成果や現状、遺伝子の説明(BRCA1、BRCA2)を詳しくしてくれた。100%予測があたるわけではないが、アメリカでは、この遺伝子に陽性反応を示す患者は40代で乳房や卵巣を切除してしまうこともあるそうだ。国内でも重点プロジェクトとして取り組んでいるらしい。

「まあ、現実的には10年以上先の話になるかもしれないよね。でもそのためにはデータの積み上げが必要だからね。」「経過や、結果がでたら是非教えてくれ。」と言ったあと、膝をぽんとたたかれた。たたかれた膝の感触が心地よくて、元気倍増。「てあて」が効いた。

私はこの歳でこの病気になった意味を常に問い続けて行動したいと思う。治験に参加するのも、園芸療法もその答えの一つ。テレビにでたり、患者会で発言をするのも同じ気持ちからだ。生きることには意味がある、それが私がたどりついた今の心境だ。

「生きることには意味がある。」

★おまけ★「ついでに私のクローンをつくってもらいたい」と言ったら、「うるさいだろうなぁ。でも病院に何人かおいといてくれたら、患者さん、元気がでて良いかも」だって。

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十字式

タイミングが良かったのか、待ち時間無し!ラッキー!050929213144.jpg

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2005年9月28日 (水)

仕事の面白さ

病前に担当していた業務の住民説明用の打ち合わせが背後で行われていた。そのほとんどが私が作成した資料。で、聞きながら思った。「かてーな」

1年間仕事を休んだことで、一般の人の目線から仕事をみることができるようになったのは収穫だ。病前もそのつもりで仕事をしていたが、今ふりかえってみると、1/f(ゆらぎ)が足りなかった気がする。今更口を挟むのもどうかと思ったが、自分の考えを覆うのも嫌だったので、メールで「造園ソフトイメージ・企画が要るのでは」と意見、資料に盛り込まれることになった。このあたりが仕事の面白いところだ。

その木を一本残すことでどんな生活を提供できるのか、みんなにどんなことをして欲しいのか。「VS」の関係ではなく、「WITH」の関係でいたいと思う。それを伝えるのが住民説明だろう。ただやればよいというワケではない。

プラスティック・プランターが並ぶあとづけの園芸療法ではなく、マスタープランの段階から園芸を取り入れてみたい。入院中に考えていた企画をこの仕事で実現させてみたい。

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2005年9月27日 (火)

H博士からの電話

園芸療法の講義中、携帯電話がぶるった。会社、旦那あてに主治医のH博士から電話があったそうな。多分、傷病手当てのことだ。

病院へ電話をかけると、でた~ニューイオン●ート!もとい、H博士!久々に聞く声(といっても1ヶ月ぶりだが)に心が弾む。内容はやはり傷病手当のこと。

設計稼業の激しいマウスに腕がねをあげるため、連日の勤務は困難。故に体調にあわせ週3~4日の勤務としていることを伝える。先生も事情は知っている。が、なにぶん「勤務困難」としてしまうと、本当に悪い状態になってしまい、いろいろ手続きが難しいらしい。とはいえ「勤務可能」ともいえない。そのため「中間の表現」で書いておくとの断りの電話だった。「もし支給されなかったらごめん。」

やさし~。ありがとう先生。もし私の方が先に逝くことになったら、絶対に先生に看取ってもらおう!あらためてそう思った1日でした。単純だけど、H博士のパワー、超効果的だわ。ついでに「明後日の外来、よろしく~」

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2005年9月26日 (月)

3Dチャットでびゅー!

3D 患者会にある3Dチャット。パソコン買い替えに伴うネット環境の大幅改善にあわせ、本日より初参加!これが面白い!はまったぜ!

まずは画面上に3Dな自分をつくるんだけど、髪型や洋服などが選べて(ピーコの辛口チェックをいれつつ)こだわりの一品がつくれる。私なんかもうクリソツ。多分、実際に会ってもすぐわかると思う。それぐらい似てる。

あとはキーボードを操作しながら、コンピューター上の仮想空間をうろついて、癌友とあったら話をして・・・。会話のやりとりも相手のブラインドタッチ習熟度や通信環境によって速度が異なる。話がかみ合わないこともしばしば。でもそれが面白い。オンラインゲームもこんな感じなんだろうな。ひきこもりっぱなしになりそうだわ。

キーボードだから、くさいセリフも伝えられるし、弱音も素直にはける。入院していても参加できるし、「ひとりじゃない」って実感もできる。みんなで「今、こうして生きていることを忘れないで」ってすぐに伝えられる。エンパワメントの新しいスタイルだ。倶楽部はかちんの将来形かもしれない。

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2005年9月25日 (日)

かぶ・カブ・大根

RIMG0399 RIMG0404 9月初旬に蒔いたカブ。3度の間引きを終え、こんなに育った。猫よけの臭い薬が効いているのか、あれ以来、糞事件もおきていない。ずばらしい。

今年は大根の袋栽培に挑戦!成長制限25cmだけれど、このまま大きくなってくれると良い。

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2005年9月24日 (土)

園芸療法★奉仕の日

RIMG0391 園芸療法の実習で、デイケアセンターへ行った。前回担当したK爺はお休み。せっかく土を入れやすいようにとオケを持っていったのに、とほほ。代わりにS婆を担当。87歳にもなるのに、耳、目、記憶力、全て完璧!スゴイ。しかも周りの人への気遣いを忘れない。歳をとるならああいう風にとりたい。感謝の気持ちを忘れない、素直に「ありがたい」と思える人になりたい。

知的障害、高齢者、精神科病院という3つの施設での園芸療法ボランティアを経験したが、やっぱり精神科病院が一番面白かった。「消費的・奉仕的な園芸療法」ではなく、「治療的な園芸療法」をやりたい。70年、80年生きてきた人に接するのより、同年代で心の悩みを抱えている人たちの手助けをしたい。背負っているおもりを少しでも軽くしてあげたい。なんとなく方向性が見えてきた気がする。

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2005年9月23日 (金)

お墓参り

RIMG0397 お彼岸の中日。旦那、義母と三人で恒例のお墓参りに。

駒込界隈はお墓が多いので、バスも道も大混雑。おまけにシルバーパスで乗ることができる都バスは、ジジババの缶詰状態。生気を吸い取られ、ぐったりして帰ってきました。不思議と塩をまいたら体が楽になったような。こえー。

10月14日は大好きな義父の命日(上咽頭癌)。庭にでて、もうそんなになるかね~なんて話をしていたら珍しい蝶が。写真はメスだけれど、直前にオスが飛んでいるのもみた。名前はメスグロヒョウモン。もともと九州などの暖かい地方を中心に生息していたものが、ここ数年の温暖化で、東京でも見られるようになったらしい。なんだか義父が様子を見に来たような気がした。これも生者の妄想か。

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2005年9月21日 (水)

代替療法のワ★ナ

最近、まがい物の代替療法で癌患者が死んでいる。ニュースのトピックスにでているだけでも、

  • 遠赤外線で癌を治す、「新がん治療法」と詐欺=「治せる」信じ乳癌患者死亡-マッサージ師ら逮捕
  • がん独自療法(新・免疫療法)の医師を告訴、乳癌で5年間通院した女性から診療費など135万円詐取

などなどなど。

こういう奴らは詐欺罪なんて生温いものではなく「殺人罪」で立件してほしい。人の弱みにつけこむとはまさにこのこと。私だって「治る」と言われたらとびついてしまう。癌患者はそれほど不安なのだ。

癌友K嬢は「こういう人たち(だます人)って癌なんかにならないのよね」って言ってたけど、案外真理。

日本の代替療法の野放しぶりには目を覆いたくなる。ロシアンルーレットの銃を頭に突きつけられ、いつビンゴがくるかビクビクしながら生きている、そんな癌患者の弱みにつけ込む悪徳商法。最低。一部の人には効いたのかもしれない。でも人間の体が自主生産した癌細胞って、そんなに簡単なものじゃない。きちんとしたエビデンスに基づく情報を厚労省も公開すべきだ。

★患者会でお世話になっているAさん、明日から化学療法スタート。最小限の副作用と最大限の治療効果を願う!

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2005年9月20日 (火)

園芸療法の日

本日はJ大M先生の講義「レクリエーション論」。

先日、東京体育館へ行ったときに「レクリエーション大会」という催しが行われていて「なんじゃそりゃあ?」などと笑っていたのだが、その中身が今日の講義だったとは!びっくり!

「人生80年時代をどう生きるか」とか「人生の意味は」などをテーマにしたエネルギッシュな講義。仕事も楽しくて仕方がない、仕事=レクリエーションだ、というような先生。みんなは感動していたみたいだけど、私はなんか温度差を感じてしまった。

じゃあ先生、今日突然、「あなたの余命は1年ですよ」って言われたら、どうしますか?って言いたかった。健常者側からの視点でまとめられすぎていて好きになれない。温度差の原因か?「奉仕」の意味がわからない。

明日は鬱病でリタイアしたF氏の飲み屋へ寄ってみよう。なんかそんな気分だ。

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2005年9月19日 (月)

OH相撲

CIMG0138 昨日の夕方、テレビをみていてひらめいた。「相撲を観に行こう!」

で、今日、行ってきました。

10年以上前、相撲ブームのはじまりのころ行ったときは、チケットを買うのも大変だったのに、今日はあっさり当日券を購入できました。しかも、何故か周りががらがら。全体のイリ具合もマス席で7割。2階席は3-4割といったところ。これじゃあ相撲協会が危機感を感じるわけだわ。

相撲自体も、外人力士ばかりでつまらん。昔は●●県出身っていうのに、郷土性を感じてよかったけど、モンゴルとかチェコとか言われてもね~。疲れて帰ってきた。

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2005年9月18日 (日)

危険なので棄権!

CIMG0128 朝9時に集合してお台場OWSへいざ出陣!となる予定が、みなさんやる気減退気味。私のわがままを聞いてもらえる雰囲気ではない。実際に海へ行ってみると、たしかに汚い・・・。これって海じゃなくて「沼?」割り箸はおちているわ、エースコックは落ちているわ、消えない痰のような泡はういているわ・・・。湘南も汚かったけど、まだ「海らしさ」はあった。でもお台場にはない。さすがの私もこんな「海」で泳いでも「海」で泳いだとは言えないのでは?と疑問を・・・。んで、棄権しやした。

しばらくレースを眺めたあと、東京体育館で修行。なんだか1日長かったわ。

来年は6月ごろから計画をして、是非とも「きれいな海」で泳ぎたい。あの達成感は忘れられない。大島、湘南、横須賀あたりが候補か。生きる楽しみが増えたわ!

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2005年9月17日 (土)

患者会

本日はサタデー患者会の日。先週はKマスターズでお休みしてしまったため、1ヶ月ぶりの参加。

患者会に参加すると病気を日常の話題として話すことができ、心が落ちつく。そして、癌という病から生還した人を目の前にみることができる。癌で亡くなった人はたくさん知っているけど、癌から生還した人の話って本当に少ない。でも、患者会ではそれがある。どちらに転ぶかわからないけど、とても勇気づけられる。何はともあれ、今、生きているのだから。それだけは事実。

腎臓癌のUさんは本日も欠席。ここ2~3ヶ月会っていない。元気かな。便りがないのは良い知らせ、という諺は健康な人にしかあてはまらないから。メルアド聞いておけばよかった。

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2005年9月16日 (金)

十次式◎健康法

DSC00409 仕事のあと、十次式日暮里会場へGO!強烈な気を注入してもらう。

今まで、代表のM氏しかあたったことがなかったが、今日の先生、意外に私好み。しかもとっても一生懸命やってくれる。追加もしてくれる。空いているので、何回か通うと顔を覚えてくれそうだ。今度から彼の会に参加しようと思う。

この十次式、もともとは仕事で知り合ったF氏の紹介で知った。「40肩で上がらなかった腕が治った」「怪しいけど、効く。不思議。」との口コミと、同僚のN氏の推薦、一条先生の漫画のトリプルパンチに、疑いながらも4月から月1~2回ほど通っている。

「ふんっ」「しー、しー」「ぷすっぷすっ」という怪しい声を背中に浴びつつ、家へ帰るとあら不思議!痛みがとれている。そして、その後襲ってくる極度の倦怠感。いや、本当に不思議だわ。

癌友2名は、本などで有名な某気孔師のところへ行っている。入会金2万円と施術料1万円という高さ!そりゃ効果あるかもしれないけど、施術料で「癌は2万円」というのが許せない。ぼったくりやんけ。昨日、遠赤外線を使った詐欺治療でNEW癌患者が亡くなったニュースをやっていたけど、あれ、本人悔しかっただろうな~。あんなの詐欺罪じゃなく、殺人罪だよ。人の弱みにつけこむ民間療法の多さ、これも癌治療の特徴なんだろうな。もっとも「3ヶ月で全身に転移」という結果にも驚いたけど。癌産業ってどのくらいの市場規模なんだろう?誰か調べた人いないかな~。

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2005年9月15日 (木)

球根爆弾

RIMG0382 涼しかったので、午後、球根類を仕込んだ。

球根を植えるときって、なんだか宝物を隠しているような感覚がある。時限爆弾をしかけているような。オキザリス、クッロカス、アリウム、チューリップの4種、合計100個が仕掛けられたマイガー、春が楽しみだ。

カブは3回目の間引きを実施。ネコうんこが臭くてたまらん!よくよく見たら、まだ一つ残っていた!んでそれをどけると、虫がワラワラワラワラ!!いったい何を食べればこんなに臭いうんこが排出できるのか??ネコに聞きたいね。

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2005年9月14日 (水)

猫の糞!くっそー!

RIMG0383 朝、出勤前に水まきをしていると巨大な蝿が数匹襲来!「ん?これはひょっとして・・・」ありました。3つも。かぶちゃんが植わっている家庭菜園にまたまた猫の糞が!トイレじゃないんだっつーの!

早速ネットで、薬品(4社)、ハーブ(チャイブ、レモンバーム)、とげとげマットの3対策を購入。信頼度の高いレビューもないので、どの対策がもっとも効果的か、わが庭で実験してみたいと思う。

我が家の3匹の居候猫。トンネル栽培でのトランポリンにはじまり、鉢は倒すは、池には落ちるは、いたずら三昧。特に最近は夜涼しいので、庭で走り回っている。おかげで庭園灯もついたり消えたり。カエルも被害に遭っていそうだ。メダカと金魚に被害が及ばないことを祈る。かわいいけど、ダメなことはダメと教えないとあかん!ここらで一発ぎゃにゃんといわせたる。

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2005年9月13日 (火)

園芸療法の日

と・に・か・く・暑かった!!

午前中はベルガーづくりを兼ねた実習。炎天下の中での作業は体力を奪う。体内バランスが崩れまくっている自分には嘘がつけない。ついつい休みがちになってしまった。木陰には大敵の蚊も飛びまくっているし。おかげで午後の講義は幽体離脱状態。口からなんか出てた気がする。疲れを感じる前に休まなきゃね。

こんな記事を発見。

エイズウイルス(HIV)に感染した人ががんの末期症状になり、緩和ケア病棟(ホスピス)への入院を希望しても、48%の施設は感染を理由に「受け入れは困難」と考えていることが8日、国立病院機構東京病院の調査で分かった。国内で報告されたHIV感染者とエイズ患者の累計は1万人を突破。発症を抑える治療法は進んだが「安らかな最期」を迎えられる体制は整っていない現状が浮かんだ。

人間って「安らかな最期」を迎えなきゃいけないのかな?

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2005年9月12日 (月)

首ヘルニア!

RIMG0380 本日、整形外科へ行ってきました。2.3ヶ月前から始まったこの首の凝り!痛み!

骨転移を疑ったのだが、結果は「首ヘルニア」。レントゲンをみると、首の付け根から少し上の頚椎が少しつぶれてるのがわかる。クッション材料がつぶれた状態。そしてはみ出たトゲが神経を圧迫しかけているのもわかる。この神経が肩筋にかけて痛みを誘発しているとのこと。根本的な治療方法はないため、湿布で冷やしたり、暖めたり、好きなことをするしかない。痛みがひどくなってきたら、首にコルセットを巻くと良いらしい。あとは痛み止め(ロキソニン)を服用。

「骨融解の兆候は一切みられない」とのことで一安心。健康な人だったら悪い結果なのに、癌患者にとっては良い結果。「私の弱点は首だ!」と思っていたが、その原因がはっきりしたのは収穫だ。

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2005年9月11日 (日)

旦那の演奏会

今日は旦那の演奏会。曲目は

  1. 行進曲(威風堂々)第4番/E.エルガー
  2. 喜歌劇(天国と地獄)序曲/J.オッフェンバック
  3. サウンド・オブ・ミュージック/R.ロジャース
  4. オペラ座の怪人/A.L.ウェバー
  5. 展覧会の絵/M.P.ムソルグスキー

前半は短い曲の組み合わせでいそがしすぎる!なんだか「小学生のための音楽鑑賞教室」っぽい雰囲気でイマイチ。どうせスクリーンミュージックをやるならスターウォーズとか金管バリバリのをやって欲しかったなぁ。選曲ぬるすぎ。ファミリー志向のオタークが選ぶとこうなっちゃうんだろうな。後半の展覧会は良かった。

指揮者が今回から変わったんだけど、なんか漫才師臭いというか、サンデーパパっぽいというか。芸能人にたとえると中村吉右衛門。カリスマ度、アーチスト度が低くてあまり好みじゃあない。いい人なんだろうけど、指揮者はかっこよくなきゃ。やっぱビジュアル系でしょ。

★NHKがんサポへの投稿文・テーマは癌とお金

私は37歳で癌を患いました。そして思ったこと。

「癌の治療って、身体削って、貯金削ってだわ」

 癌という病気は、治療期間が長いことに加え、個々の検査や薬代にも非常にお金がかかります。
特に働き盛りの世代がかかった場合、仕事につけない身体になるという可能性が非常に高い「難病」だと思いますので、例えば、精神保険福祉法の29条とか32条のように、治療に対してもっと公費負担がされてもいいのではないかと思います。
(でも日本の医療制度は今、どんどん違う方向へ進んでいっていますよね。いっそのこと「癌党」なんていう新党ができたらよいのになんて思っちゃいます。)

 病気ってしょせん他人事。
だからこそ、「自分さえ良ければいい」というのではなく、患者自身が社会的問題意識をもって病気を見つめなおす必要があると思います。
私自身、自分が癌になるまで、日本の医療制度にはまったく無関心、他人事でしたから。

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2005年9月10日 (土)

H倶楽部★活動日

毎月第2土曜日は入院時期が重なったNEW癌仲間(癌友・がんとも)とのランチ。病気になって失ったもの、得たもの、いろいろあるが、この癌友と出会えたことは1番の宝だ。「あと半年早く見つけていれば」とか「去年検診受けとけば」とか考えてしまうことはあるけれど、それでは癌友とは出会えなかったのだから、不思議な縁だ。

今日は、肺と肝臓に転移(5年前に手術)しているNさんが、抗がん剤治療が一段落し、H倶楽部(なんかアルファベット表示にすると出会い系サイトっぽいなぁ)へ初参加。入院中のバカっ話に花が咲いた。Nさんが退院の日、お見舞いに伺ったときは、痩せて、顔色もあまり良くなかったんだけれど、今日はとっても調子が良さそう!しっかり体力を戻して、次の治療に臨んで欲しい。

「癌患者には外科的治療だけではなく、心の治療も必要」というのが私の癌治療論。だから、私が入っているJW患者会のような活動(エンパワメント)はとても重要だと思う。

H倶楽部でもお互いが支えあいながら、癌独特の得体の知れない不安感を柔らがることができたら良いな、と思う。今ひとりで闘っている人も、ぜひ、仲間をみつけて欲しい。「癌患者は癌患者といっしょにいるときが一番癌のことを忘れられる」のだから。

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2005年9月 9日 (金)

愛Podナノ!なのよ

RIMG0379 ふ、ふ、ふ。買ってしもた。i-podナノ!4GB!28000円!

はじめ新宿ビックへ寄ったところ、目の前で最後の1台が!ぷぎ~!くっそ~、あの秋葉男め!気を取り直して反対側のサクラヤへ。ポイントは5%とちと手ぬるいが、背に腹はかえられない。色は悩んだあげく白をGET!(やっぱMacは白だぜ)2台目だったら黒を買ったかもしれないけど、表面のテカリ具合が気に入らなかった。白のマットな感じが良い。私好み。

4GBで1000曲入るということはCD約100枚。う~ん、気が遠くなってくるね。しばらくは編集作業に終われそうだ。どこに何をいれたか、きちんと整理しないと、一生聞かないまま終わってしまう曲があるかも?

ウォークマンからディスクマン、MDウォークマンとSONY路線を歩いてきた私もとうとうMacの波に飲み込まれた。やっぱデザインが秀逸だよね。それと持ってる姿がインテリっぽい。絶対におやじには手を出してほしくないアイテムでんな。i-podでド演歌禁止!

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2005年9月 7日 (水)

猛残暑!!

RIMG0282 残暑なんてもんじゃあない。猛烈残暑!

湿度と光線にやられてる。部屋でPC使うから余計暑い。座っていても皮膚がペタペタする。昨夏は入院していたから、暑さをあまり知らない・・・っていうのは嘘。突然の入院に仕事の引継ぎをすべく、猛暑の中あちゃこちゃ挨拶周りに行ってたっけ。おかげで術日も1週間伸ばしてもらったし。

今思うと、とっとと切っておけばよかったと思う。だって、その1週間で癌細胞が着床してるかもしれないんだから。

日曜日に植えたカブの芽がもう出てきた。土をもちあげてごっそりと。ピンセットを使って第一回目の間引きを実施。肩こりまくり!

今年の秋冬野菜は、1区でニンジンと大根を(トンネル)、2区でホウレンソウとコマツナ(トンネル)、3区でカブ、ミニニンジンを、4区でタマネギ、アサツキを栽培する予定。ブロッコリーとレタスも、育苗がうまくいったら1区か2区で定植したい。1区2区ではオクラの実がまだついている。この暑さなら9月いっぱい楽しめそうだ。

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カトリーナちゃん

RIMG0277 強風圏域に関しては、アメリカを襲ったカトリーナ級といわれる台風14号が北陸沖を北上中。あおりで都内も暴風&暴雨。体調も良くなかったので会社を休んでしまった。

2週間ほど前に植えたリコリス(ロゼ)も終了モードに。美しい色、形、すっかり楽しませてもらいました。

植物って本当に不思議。けなげ。今まで庭がある生活をしてこなかったのを悔やむね。仕事では緑を扱っているのに。適期に植えればきちんと芽をだしてくれるし、花を咲かせてくれたり、実をつけてくれたり。「何を植えようかな?」次の楽しみもつくりだしてくれる。人との会話やコミュニケーションのネタにもなってくれる。すげー。

「動物も植物も生殖可能期間を終える=生命の終焉」というのが自然界の真理。人間だけが生殖可能期間を過ぎてから30年も生きる。子供を産まなかった自分は、なんだかそのバチが当たってこの病気になったような気がする。

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2005年9月 6日 (火)

園芸療法・後半戦スタート!

この春から通い始めた園芸療法倶楽部。今日から後半戦がスタート。

午前中は雨で屋内作業と見込んで軽装で家を出たが、雨は小止み。屋外での作業となった。虫除けの薬をもってくるのを忘れ、気が気ではない。蚊というのは抵抗力の低い人間を狙ってくるのか、よく刺される。リンパ節を切除しているので、特に右腕は虫刺され禁忌になっている。去年も右腕を刺され、緊急外来へ駆け込んだっけ。癌細胞が混じっている血なんて美味しいのかな?

午後は夏休みの宿題発表。結婚式のスピーチ同様、気になることは先に済ませて、後はのんびり見学作戦をとる。1番で発表、その後7人が続く。

友人Oちゃんのホスピス活動報告を聞いていて、やっぱりな~んかしっくりこない。「最後のときを過ごす」「看取る」というシチュエーションが、なんか人生に対して消極的、消費的な気がしてしまう。そりゃ歳をとってれば「最後は静かに」なんてことを考えられるかもしれないけれど、30代ガン末期でそんな気持ちになれるかな?そうやって静かに死んでいくのが良いんだ、死ぬべきなんだという、生きている側のおしつけなんじゃないか?  自分は死にかけているのに、目の前に自分と同じ、あるいは年上の人がウロウロしてたら、「ああ、なんてついていないんだ」って思っちゃわないか?人生の差別感に苛まれないか?まだ死生観について、自分の中で消化できていないせいか、なんか温度差を感じてしまう。

自分も転移したらN・H病院へ行こうと思っていたけど、なんか最近、「おい、それで良いのか自分!?」って感じはじめている。奥山貴宏君や飯島夏樹さん、ランス・アームストロング氏と同じ感覚かな。

■参考:全国ホスピス・緩和ケア病棟連絡協議会「緩和ケア病棟承認施設におけるホスピス・緩和ケアプログラムの基準」。

ホスピス・緩和ケアは、治癒不可能な疾患の終末期にある患者および家族のクォリティー オブ ライフ(QOL)の向上のために、さまざまな専門家が協力して作ったチームによって行われるケアを意味する。そのケアは、患者と家族が可能な限り人間らしく快適な生活を送れるように提供される。ケアの要件は、以下の5項目である。

  1. 人が生きることを尊重し、誰にも例外なく訪れる「死への過程」に敬意をはらう。
  2. 死を早めることも死を遅らせることもしない。
  3. 痛みやその他の不快な身体的症状を緩和する。
  4. 精神的・社会的な援助を行い、患者に死が訪れるまで、生きていることに意味を見いだせるようなケア(霊的ケア)を行う。
  5. 家族が困難を抱えて、それに対処しようとするとき、患者が療養中から死別したあとまで家族を支える。

現代ホスピス運動の創始者、英国のシシリー・ソンダース医師は、ホスピスとは場所をさすのではなく、「体も心もいつも患者に寄り添ってあげること」と言っている。宗教観の違いがベースにあるのかな?まだ自分がガキだからかな?よくわからない。

自分らしい、自分が望む死に方ってどんなだろう?じっくり考えてみたい。

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2005年9月 5日 (月)

人生って縁だわ

RIMG0276 母とふたりで放映時間6時間6分というクレイジーなイタリア映画「輝ける青春」を岩波ホールでみてきた。

実は手術以来、狭所恐怖症。狭い場所に座ったままというシチュエーションは、ベッドにつながれたまま動けない手術日の夜~朝を思い出させる。人生最悪の日だ。退院後に行ったバスツアーで発狂しそうになって以来、極力さけていた。ところが、「ま、調子悪くなったら途中退席すれば良いや」という軽い気持ちで観たのが良かったのか、すっかりはまった。

イタリアを舞台に、なんでもできちゃう兄ニコラと、直球勝負で不器用な弟マッテオを軸に、家族の40年近くの人生をまとめたもの。フィレンツェの洪水や学生運動、「赤い旅団」テロ活動など、いろいろな事件に巻き込まれるんだけど、ファミリーの絆で乗り越えていく。イタリア語の軽快な響きとユーモア、家族愛、美しい風景にどっぷりつかれる。人生って、人と人との巡り合いなんだよな。

しっかし、6時間!1本の中に3本分の話がつまっている感じ。登場人物の喫煙率も高し!イタリア人チェーンスモーカー。男も女もばくばく吸ってる。観てて気分悪し。

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2005年9月 4日 (日)

忘却の彼方に

RIMG0274朝食を食べて、さて薬を飲むかとクッキーケースを開けると、「ん?今日って9月4日よね」「うん」「なんで9月3日付けの薬があるの?」

そう、飲み忘れました。

この薬は、私の体の中にあるNew癌細胞が、友達のNew癌細胞と手を取り合うのを阻止する効果がある。花粉症のシベロンブロックと同じような働きをする。つまり、鍵穴に先に入って塞いでしまおうというもの。これから5年間、1日1回忘れずに飲まなければならない、「命をつなぐ薬」と呼べる大切な薬。

抗がん剤のように過激な副作用がなく飲み忘れをし易いので、私は表面に日付を記入している。薬が残っていれば、その日は飲み忘れということ。特に土日はいつもと生活習慣が変わるので、飲み忘れをし易い。

一日飲み忘れただけでも、癌細胞が増えたような気がして気持ちが悪い。癌友にも注意メールを送ったところ、「もう4回忘れた。」「何故か4つ余っている。」「3回忘れた。5~6回朝忘れて夕方飲んだ。」と自供メールが続々と。そんなみんなが大好きさ、愛してるよ!

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2005年9月 3日 (土)

撃沈!

2年ぶりに神奈川マスターズへ行ってきました。050903-140946

結果は撃沈!スタート大失敗!スタート台の上から両隣の人の背中、はっきり見えたもんね。術前タイムと比べ3秒おちの38秒!泣き!しかも泳ぎ終わったら腕が痺れてる。最悪。

こういうことがあると、手術したんだなぁと思う。やっぱり体へのダメージが大きいっていうか。まあ、これを始まりにじょじょにタイムアップに挑戦するだな。左腕だけの筋トレも少しづつやっていこう。本当に少しづつだけどな。

スタート待っている間、隣の人と歓談。「2年ぶりなんですよ~」「お子さんとか産んだんですか?」「・・・」まさか「癌になって手術して、抗がん剤やってたんですよ~、あはは~。もう子供は産めない体なんですよ~。本人もびっくり~。」とは言えないよね。

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2005年9月 2日 (金)

カビ生えた!

RIMG02732週間前、子宮癌検診を受けた。今日はその結果を聞きに行く日。

超音波では異常が無かったため、先生から「まあ、大丈夫だと思いますよ。」と言われていた。それでも「大丈夫なんて言ってたやつに限ってダメだったりするんだよな」と弱気。

癌患者って、みんなこうなんだろうな。検診恐怖症。恐いけど、事実は事実として受け止めなきゃならない。

入院中同部屋になった子宮癌のHさんが「産婦人科ってイヤよ。どうみたって閉経してるっていうお婆さんがイスに座って待っていなきゃならないんだもん。お産の人と分けて欲しいわよ。」って言ってたけど、本当だよね、命を失う病気を患っている人と、これから生まれる命を待つ人が隣り合わせで座っているなんて。

1時間ほど待ってようやく呼ばれた。

「検診の結果、癌のほうは問題なかったんだけどね・・・」きたきたきた「けどね」攻撃!!「この間、陰部が痒いって言ってたでしょ?」

そうなんです。3週間ほど前から痒くて痒くて、今日も、何事もなければもう一度みてもらおうと思っていたところ。

「カンジダっていう結果がでてる」 「はぁ?カンジラ?怪獣みたいな名前ですね。」「違う違う“ダ”。カンジダ。」「なんですかそれは?」「う~ん、カビだね。」「★◎●☆×!?」「来週から週1回きてね。」

エロおやじギャグで「使わないとカビ生えるよ」っていうのがあるけれど、まさか本当になるとは!

「塗り薬だしておくから、1日2~3回塗ってね。」

薬局へ行くと「産婦人科に行かれたんですよねぇ?」と不思議そうな顔をして私をみる。なんだろ?袋を開けてみると中に入っていたのは「ラミシール!!」そう、うちのパパごんが足に塗っているやつ!まさか水虫の薬をあそこに塗るハメになるとは!?地に落ちたもんだわ。衝撃的!穴ほって入ろうかと思ったわ。

家に帰ってノルバの注意書きを読むと、副作用でカンジダの名前があがっている。同じ病気になった癌友へ早速メールを入れると「カンジダの世界へようこそ!」との返事。これからは毎週開脚On-Stageだわ。

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2005年9月 1日 (木)

LOVE★LOVEはかちん

CIMG0117 今日は月に1度の外来日。主治医のH博士に湘南OWSの完泳記念メダルをみせたところ「えええええ~っ?!腕大丈夫だったぁ~?!ちょちょちょちょっとみせてみせて!」 触診して「おおおおお~大丈夫だ、大丈夫だ。どんぐらい泳いだの?」「1kmちょっとかな?」「すげ~なぁ、よく泳いだね。良かったね。おめでとう。びっくりしたよ、鳥肌たっちゃったよ。」腕をみるとあらま本当に鳥肌がたってる。 

「1年前は30度しか腕が上がらなくて、泣きながらリハビリやっていたのに、自分でもびっくり。本当に先生のおかげです。ありがとうございました。」「いや~、そんなことはどうでも良いよ。本当に良かったね。術後1年で遠泳大会にでた患者さんなんて初めてだよ。みんなの励みになるね。」

主治医との間にどのような関係が築けるかって、とっても重要なことだと思う。第2の治療だよね。

思えば去年の7月、会社の検診先の病院であっさり癌だとコクられて、「こんな病院じゃあ死にたくない」と無理やり先生に紹介状を書かせ、レントゲンとエコー、病理が入った紙袋を抱え、不安いっぱいな気持ちで新大久保駅で旦那と別れた。

「治療長引きそうだよな~」と自宅から歩いて8分のO病院にねらいを定め、電話をしたところ、「H先生の外来は2ヶ月先までいっぱいです。」とあっさりおねぇちゃんに断られ、ブルーレイ状態に。フリーズした私のオーラが電話回線に伝わったのか、「あ、でも、どうしてもお急ぎでしたら、とりあえず2日後の外来に飛び込んで頂いて、先生と相談されてみてはいかがでしょうか?」 おねぇちゃん、そいつはGood idea嘘、先に言わんかいっ!!こっちは命がかかっているんじゃい!

あやうく癌難民になりかけたところをおねぇちゃんの機転でなんとか救われ、2日後H博士の外来へ。

会って一番最初に言われたこと。「君、今、ものすごいストレスを感じているでしょ。こんな大事な話を5分や10分ですますことできないから、午後、もう一度こない?」OhJesusしかも先生、格好いい!モロ好み!検診でひっかかって依頼、あみだくじは常に×な方へ進んでいったけど、このとき初めて明るい光をみた!!午後再度訪れた私に2時間半にも及ぶ説明。

あのときのメモは字が汚くて、今では読めないけれど、なんだか病気が治ったような気になった。

これに対して、一昨日亡くなった伯父さんは完璧な癌難民

再発がわかったとたん、それまで10年間通いつづけていた病院から「治療することがないから出て行ってくれ」と追い出され、そのまま朽ちていった。家族が本人にコクっていなかったから、たんたんと時間が消費されていった。

この病気になった限り、自分の死に様というか、命のけじめのつけ方みたいなものは常々考えておかなきゃいけないんじゃないかな?と思う。

伯父のような死に方はイヤ。いろいろ考えなきゃね。

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