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2005年9月28日 (水)

仕事の面白さ

病前に担当していた業務の住民説明用の打ち合わせが背後で行われていた。そのほとんどが私が作成した資料。で、聞きながら思った。「かてーな」

1年間仕事を休んだことで、一般の人の目線から仕事をみることができるようになったのは収穫だ。病前もそのつもりで仕事をしていたが、今ふりかえってみると、1/f(ゆらぎ)が足りなかった気がする。今更口を挟むのもどうかと思ったが、自分の考えを覆うのも嫌だったので、メールで「造園ソフトイメージ・企画が要るのでは」と意見、資料に盛り込まれることになった。このあたりが仕事の面白いところだ。

その木を一本残すことでどんな生活を提供できるのか、みんなにどんなことをして欲しいのか。「VS」の関係ではなく、「WITH」の関係でいたいと思う。それを伝えるのが住民説明だろう。ただやればよいというワケではない。

プラスティック・プランターが並ぶあとづけの園芸療法ではなく、マスタープランの段階から園芸を取り入れてみたい。入院中に考えていた企画をこの仕事で実現させてみたい。

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