« 外来の日 | トップページ | 四十九日 »

2005年9月30日 (金)

ブラックリボン

ピンクリボン運動。NEW癌の早期発見、早期治療を呼びかけるイベントだ。実は私、この活動が大嫌いだ。理由は、

  • 早期発見じゃなければダメなの?
  • 進んだ状態で見つかった人はもういいの?
  • 再発、転移した人はどうなるの?

少なくとも早期発見ではない私にとって、この広告をみると、「去年検査しとけばよかったのに」とか「自己管理責任不足だよ」と言われている気がして落ち込む。CMやニュースをみると思わず耳を覆いたくなってしまう。

趣旨はわかる。ただ、まだ自分の気持ちが、後ろをふりかえる心境には達していないのだ。

また早期発見をすれば全てが解決、ということにも疑問を感じる。早期発見でも1割は確実に亡くなる。 亡くなるか亡くならないかというのは、癌の個性にもよるのではないだろうか?体の中に癌細胞が芽生えた瞬間から運命づけられていたと考えるほうが自然ではないだろうか?

検診をしても見落とされる人がたくさんいる。専門医が不足しているのに、検診だけで全てが解決すると考えるのも納得がいかない。

まだ私の気分はブラックリボンだ。

« 外来の日 | トップページ | 四十九日 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 外来の日 | トップページ | 四十九日 »