クリスマス・パーテー
1時間早く仕事をきりあげ、患者会のクリスマス・パーチーへ。場所は赤坂見附にある假屋崎省吾氏プロデュースの「花回廊」。
店内には假屋崎氏が活けた花があちゃこちゃに飾ってある。芍薬みたいな大きな花をメインに使い、全体を紅白歌合戦カラーで「素敵に」まとめている。さすが假屋崎氏、おばちゃんの心を鷲づかみ。
この店は創作寿司がウリ。一口サイズ(縦3cm、横2.5cm、高さ3cm)の変ったお寿司がてんこもり。薔薇の形に象られたイカの握りやら、マグロの握り。「ま、見た目だけかな?」と思いつつ、食べてびっくり玉手箱。美味美味。生魚×ワインの組合せは難しかったけど。。。
3DチャットのメンバーやサタサポのI田さん、ストレス・マネジメントで一緒だったMさん達とも顔を合わせることができ、2時間があっという間に過ぎた。
残念だったのは、会場が狭かったこと。座席間の移動が困難なため、落ち着いて会話をすることができなかった。ぷらす、サポートグループ毎にかたまり(テーブル)ができてしまい、グループ間の交流ができなかったのも心残り。同じテーブルになった魔女のマシンガン・トークには閉口。余興も中国歌劇じゃなく、フラがみたかったなぁ。患者同士の集まりなんだし、頑張っているところがみたかった。
パーテー終了後、湯河原で知り合ったM山さんとMさんを誘い、コーヒータイムへ突入。M山さんに、ホスピスの話を聞いたのは収穫。
癌患者は、最終的には、「病院=抗がん剤の副作用で動けない状態のまま延命する」VS「ホスピス=疼痛をコントロールしてギリギリまで自分のやりたいことをやって生きる」という究極の選択をしなければならない。(だいたい1ヶ月入院して亡くなる人が多いらしい。)
ホスピスの道を選ぶということは、治療のルートには戻れないことを意味する。本人が自分の命(寿命)を見極め、自分で判断してホスピスへの道を選ばなければならない。死を覚悟しなければならなくなったときの気持ちを考えると、胸がつぶれる思いがした。嫌な病気になったものだ。
若くて体力があり、内臓も丈夫なオレ様のような人間には、この切り替えのタイミング(決意)が難しそうだ。
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