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2006年1月

2006年1月31日 (火)

NEW癌患者に100の質問(回答編)

NEW癌患者に100の質問に挑戦!シートは癌々行こうぜで入手できます。

■プロフィール編■

001 お名前(HN)は?
[A] きゃんべるでーす。

002 生息地はどこですか?
[A] 東京でーす。

003 原産地はどこですか?
[A] 東京でーす。生後3ヶ月でアメリカへ渡りましたー。6歳で帰ってきましたー。性格はアメリカ人でーす。

004 生年月日は?
[A] 1967.02.11でーす。建国記念日やでー。

005 星座は?
[A] 変人が多い水瓶座やでー。

006 血液型は?
[A] 二重人格のAB型やでー。

007 身長は?
[A] 156cmやでー。

008 体重は?
[A] BC時代は47kg。AC時代になって51kg。肥えましたー。

009 結婚してますか?
[A] うい、まだーむ。

010 子供はいますか?
[A] おらが子どもじゃきに。おらん。

011 親と同居してますか?
[A] いんや。でも隣に住んでる。

012 初潮は何歳?
[A] 13歳かな?

■癌のプロフィール編■

013 何癌ですか?
[A] NEW癌ざんす。

014 確定診断のステージは?
[A] Ⅱ年a組でーす。

015 癌のタイプは?
[A] かなり希少種・粘液癌でーす。

016 癌発覚のキッカケは?(検診or自覚症状)
[A] 会社の検診でひっかりましたー。
 
017 (あれば)どんな自覚症状でしたか?
[A] 自覚症状、全くなし!だって粘液癌だからねー。しこりもぽにゃぽにゃよ。

018 細胞診のクラスは?
[A] 当然クラスⅤでしょう。

019 転移はありますか?
[A] 今のところありませんがねー。0/22。

020 再発はありますか?
[A] 今のところ有馬温泉。

021 過去に癌検診は受けたことありますか?
[A] ひっかかる2年前に受けました。

■告知編■

022 何歳で癌告知されましたか?
[A] 37歳になりたての頃。

023 すぐに信じることができましたか?
[A] うい。あっさり受容。キューブラーロスもびっくら。

024 告知された時の心境は?
[A] ガーン!いや、マジで。

025 「もうダメだ」と思いましたか?それとも「自分は死なない」と思いましたか?(直感で)
[A] クラスⅤの診断をステージ5と取り違え、一瞬終わったと思ったけど、すぐに復活。まだ生き延びる手段はあるって思いました。

026 告知後、カウンセリングや心療内科や精神科にかかりましたか?
[A] うんにゃ。それどころじゃあらへん。

027 あなたのキーパーソン(心の支え)は?
[A] 相方。

■治療編■

028 現在治療中ですか?
[A] うい。マダーム。

029 どんな治療を受けましたか?
[A] 胸筋温存右乳房切除手術。術後化学療法(CEF)6クール。

030 入院(治療)期間は?
[A] 手術で15日間。抗がん剤で43日。合計58日間ですな。

031 治療を受けた病院は?
[A] O病院。

032 だいたいの治療費は?
[A] 手術と化学療法で80万円ぐらい。

033 1番つらかった治療は?
[A] そりゃあーた、化学療法よ。

■病院編■

034 治療した病院を選んだ理由は?
[A] 自宅に近かったから。

035 転院はしましたか?
[A] はい。社会保険O病院⇒O病院。

036 選んだ病院の良いところは?
[A] 清潔。自宅に近い。専門医がいた。

037 選んだ病院の悪いところは?
[A] 縦割り体制。

■入院編■

038 入院中楽しかったことは?
[A] 同じ部屋になった癌友との語らい。看護師さんとの駄話。

039 入院中つらかったことは?
[A] 腰痛!!寝返りがうてなかったし。

040 食事はどうでしたか?
[A] 手術のときは美味しいと思ったけど、化学療法中は×。嫌いなものが増えました。

041 ルームメイトはどうでしたか?
[A] 楽しかった!最高!今でも月1回会ってます。

042 正直な話、ムカつくヤツとかいませんでした?
[A] 無神経な白内障のばばーでしょうか。「お若いのにかわいそう」ってほざくヤツ。妖怪なげっきー。

043 院内のスタッフで素敵な人いました?
[A] いましたよー。超美少女図鑑つくってましたもん。盗撮マニア。

044 院内食で美味しかったオカズは?
[A] カレーかな?すき焼きも美味しかった。

045 院内食でマズかったオカズは?
[A] 卵豆腐。。。だって一丁なんだもん。家で食べます?んなもん。

046 入院する時のおすすめグッズってあります?
[A] ゴロゴロ。吸盤。携帯電話。ゲームボーイ。音楽。本。メンタム。。。。。

047 退院したらまず何を食べたいと思いましたか?
[A] 寿司!いつも帰りがけに寄ってました。

■手術について■

048 いつ手術を受けましたか?
[A] 2004年7月31日。忘れません。

049 術前に肩に注射しましたよね?意識が朦朧としましたか?
[A] いいえ。あまりの痛さで目が覚めました。

050 所要時間は?
[A] 3時間ぐらい?

051 術式は?
[A] 胸筋温存右乳房切除手術。

052 麻酔方法は?
[A] 全身麻酔。ぐっすり。爆睡。

053 失血量は?
[A] わかりません。ほとんど無いと思います。

054 輸血しましたか?
[A] いいえ。

055 傷跡は何センチですか?
[A] 全部で15cmぐらい。

056 何針縫いましたか?
[A] わかりません。溶ける糸を使いました。

057 術後管理病棟には何日間いましたか?
[A] 1晩ですね。

058 術後何日目で歩きましたか?
[A] 翌日、歩いて病室まで帰らされました。身体は斜めでしたけど。

059 術後つらかったことは?
[A] 手術した日の夜。「なんでこんな所にいるんだろう?元気がウリだったのに!私、死んじゃうかもしれないんだなぁ。」って思ったら泣けた。あの日のことは一生忘れません。

060 術後腸閉塞になりましたか?
[A] いいえ。

■放射線治療について■

061 何グレイ照射しましたか?
[A] うけていません。

062 期間は?
[A] うけていません。

063 どんな副作用がでましたか?
[A] だからうけていませんってば。

■抗がん剤治療について■

064 抗がん剤の種類は?
[A] CEF(エンドキサン、5-FU、ファルモルビシン)。

065 何クール? 
[A] 6クール。3-4週間。

066 どんな副作用がでましたか?
[A] 脱毛、血管炎、嘔吐、胸焼け、食欲不振、便秘、発熱、爪の変色、動悸など

■乳癌について詳細■

067 ホルモンレセプターは?
[A] ER(+)、PgR(-)

068 ハーセプチンは?
[A] 陰性

069 悪性度(グレード)は?
[A] Ⅱ

070 腕に浮腫はありますか?
[A] 今のところ無いです。かなり酷使していますが。。。

071 (手術を受けた場合)再建しましたか?
[A] いいえ。

072 (再建した場合)満足度は?
[A] わかりません。

■検査編■

073 どんな検査しましたか?
[A] マンモグラフィー、エコー(甲状腺、乳腺、肝臓、腎臓、頚部リンパ)、CT、RI。

074 痛かった検査は?
[A] 痛かったというより、嫌いなのはエコー。

■身上調査編

075 血縁関係に癌患者はいますか?
[A] いっぱいいます。愛犬も癌。

076 がん保険には入ってましたか?
[A] はい。1番安いやつ。ギリセーフ。通院ついてるのにすれば良かったと後悔。

■嗜好品編■

077 好きな食べ物は?
[A] サラダ。

078 好きな飲み物は?
[A] ビール。

079 嫌いな食べ物は?
[A] 抗がん剤以来、ブロッコリーがダメに。

080 嫌いな飲み物は?
[A] 甘い飲み物。

081 タバコは吸いますか?
[A] いいえ。

082 お酒は飲みますか?
[A] はい。

083 普段、水分は多く摂るほうですか?
[A] はい。まめに摂るようにしています。

084 小食or大食?
[A] 中食。

085 抗がん食品(アガリクスとか)は摂取してますか?
[A] いいえ。

086 癌になってやめたことってありますか?
[A] 卵・乳製品の摂取は控えめにしています。全く摂らないというわけではなく。あと筋トレ。結構マニアだったんですが。。。おかげで筋肉が全て脂肪になった。

087 癌になって始めたことってありますか?
[A] 一生懸命生きるようになりました。予定は先延ばしにしない。

■その他■

088 癌になって得たことってあります?
[A] 人生が豊かになりました。今、充実しています。

089 癌になって特に辛かったことは?
[A] 仲間の喪失。HP見たまま泣いたことが何度あることか。。。

090 自分の癌について詳しく調べましたか?
[A] はい。ってか学べといわれました、主治医に。

091 食生活orストレス、自分ではどっちが原因だと思いますか?
[A] 絶対ストレス!超人的に仕事をしていたから。

092 「癌患者の会」みたいなのに入会してますか?
[A] はい。ジャパンウエルネスに。

093 癌になる前は快便でしたか?もしくは便秘or下痢?
[A] 快便23面相。

094 今は便の調子はどうですか?
[A] ばっちし。絶好調。

095 最悪の場合、ホスピス行きますか?それとも最後まで戦いますか?
[A] 一般病棟に隣接した緩和ケア病棟が良いです。専門のホスピスは嫌。年齢的にも最期まで戦わされそう。

096 癌になるまで、自分は絶対癌とは無縁だ、と思ってましたか?それとも、癌になったらどうしよう、と思っていましたか? 
[A] いつかなると思っていました。

097 一応これ記入した日付書いておいてください
[A] 2006年1月30日

098 自分に向けて一言お願いします
[A] 今、生きていることを大切に!生きることに全力を尽くせ!LiveStrong!

099 自分以外の癌患者さんに向けて一言お願いします
[A] ひとりじゃない!仲間がいる!

100 100の質問に答えてみた感想は?(疲れた以外で)
[A] 自分を振り返ることができました。

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2006年1月29日 (日)

デジカメ購入

CIMG0043 購入して2年半しか経っていないのに、デジカメが壊れた。ったく!レンズが出目金になったまま戻らず。修理するにはレンズの台座からの総とっかえで2万円もするという。アンビリーバボー!そこで、あっさり、昨年10月から狙っていたGRを購入。まあ、良いタイミングで壊れたというべき、、、?

通常、デジカメは35mmとか38mmが主流だけど、仕事柄、風景写真を撮る機会が多いオレっちとしては、25-28mmの広角が欲しいのよ。壊れたデジカメも、28mmで撮影できたので結構重宝していたし。なんてったって後ろに下がらなくても撮れるのがよい。

GRはフィルム時代もご愛用の品。シンプルで質感の高いデザイン、レンズの良さ、携帯のし易さ、操作性など、価格以外に不満な点は無かった。

今度のGRは本体の他に、ファインダーとかレンズキャップとか親父ごころをくすぐるレトロアイテムが多数発売されているので、親父な私は、ボーナスでも入ったらちょろっと買い足そうかなーと密かに目論んじょります。

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演奏会

Y君の演奏会。川崎くんだりまで出かけてきた。

演目は、

  • ベートーヴェン/《エグモント》序曲op84
  • ハチャトゥリアン/組曲《仮面舞踏会》←少年隊ではない
  • チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調《悲愴》op74

疲れがたまってたのか、前半は爆睡!!ごめんねY君。チャイコは金管が頑張って派手さ爆発!お目目ぱっちり!起きてました。

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2006年1月28日 (土)

マスターズdeミート

今年一発目のビッグな競泳大会、新春★マスターズdeミートへ行ってきた。場所は辰巳国際水泳場。フリーとバッタの2種目にエントリーしていたが、体調不良でバッタはキャンセル。25フリ1本で勝負。CIMG0080CIMG0076

10時45分召集開始だったので、1時間前に着けばいいかな?と家でゆったりしていたら、出がけ間際の急な下痢で出発時間が遅れた。プールサイドへ行くと、既に召集が始まっていてびっくら。とりあえず200mだけアップして列に並んだ。ギリセーフ。

小波時代の友人と偶然出会い、バカ話で盛り上がる。彼女は、私の引っ越しと入れ違い入会だったため、あまり話す機会がなかったんだけど、オレ様のことをしっかり覚えていてヒデキ★感激。良い友達になれそうな気がする。

スタートは相変わらず反応悪し。腕の回転を上げることだけを頭に入れて泳いだけれど、その分、小さな泳ぎになってしまった。キムタクの小さな自分状態。次回はもっと普段の泳ぎに近い形で勝負しよう。

結果は前回(17秒71)と比べて0.61秒速い(17秒10)。BC時代のベストタイムと比べると、2秒以上も遅くなっている。身体が違うんだし、もうBC時代のタイムと比べてショゲールのはやめようと思った。比べないこと。今からがスタートなんだと思ったら肩の力が抜けて楽になりました。新しい、AC時代の目標は「17秒を切ること」これでいこう。どげね?

帰りの電車の中で、腕が痺れていることに気がついた。びゅんびゅん系は1-2本が限界みたい。泳ぎの感触は良かったと思う。頑張れば、いつか超えられそうな気がする。そういう意味で、次につながる数字が出せてよかったと思う。

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2006年1月27日 (金)

外来お洋服・下着(きゃんべる編)

みなさま、外来ではどんなお洋服(下着)で勝負されていますか?

私の場合、診察室へ入るとまず最初に上半身の触診が行われる。術そう、片乳、頚部リンパ、それから腕、手、指まで。しこりの有無、浮腫の有無を念入りにチェック。冬季はらっきょのように重ね着をしているので、脱ぎ着が結構手間。たまに、首にTシャツ巻きつけたまま触診なんてことも。はかちゃんの関心は下着よりおっぱい。ブラジャーに凝っても見てもらえないので、あまり重視していない。

それよか、問題は下半身。へそ下に注射をうつので、当然毎回勝負パンツよ。

DSC00257過去、巣鴨商店街の赤パンツ、トランクス、ヒモパンなど、全てお笑い系パンツで勝負してきた。その中で1番好評だったのが、このガールズブリーフ。OH!ジャパニーズ・ゲイシャの絵柄がキラリ!しかもだすものないのに何故か前開き。これは受けたね。看護師さんも「かわいいー!」と絶賛。

んまっ、私だから似合うのよねー、ってことに誰も気がつかいてくんない。

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2006年1月26日 (木)

砂防の乳、もとい父・ロドリゲス

とあるセミナーに出席するため、午後は平河町にある砂防会館へ。たまーにダーテーな会議やってるのよね、ここ。

砂防会館の会議室、総称を「シェーンバッハ・サボー」と言う。どうよ、なんか外国ちっくでしょ。スイスとかオーストリアっぽくねーかい。意味わかんないけどポッポポーって感じ。んで、会議室の名前。1階にある1番でかい会議室が利根(木曽・淀・信濃)、3階の会議室が霧島、六甲、立山、穂高。

BC時代(BeforeCancer)、このビルにクライアントが入っていて、打合せに行った折、どの角度から見ても“土建屋”な親父に「姉ちゃん、霧島はどこだい?」って聞かれて、「はぁ?霧島ですか?鹿児島じゃないですか?」とボケかましたことがある。

CIMG0054 ビルの前に「砂防の父」と呼ばれている赤木正雄って人の銅像があって、その足もとに「ゆかりの石」が置いてある。昔も今も、国づくりって言えばやっぱ治水だかんな。

「台座の周りを囲んだ石は赤木博士が足跡を印した北は北海道から南は鹿児島・沖縄まで、全国の都道府県からの供出による砂防にゆかりの深い河原の石である。これに郷里の豊岡市の石を入れてその数は48個ある」

CIMG0059川の水で丸くなってるし、色もひとつひとつ違っていて、父より面白い。思わず、自分の出身地探しちゃうよな。おれっちの東京は長崎の隣だべさ。

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2006年1月25日 (水)

抗がん剤の吐き気ってどうよ(きゃんべる編)

1日会社だったので、ネタ切れ。ということでyannさんネタをぱくり!ごっくん!

悪名高き抗がん剤。。。NEW癌の抗がん剤は通に言わせると(←どんな通なんじゃ!)《入門編》と呼ばれている代物。こんなん入門したかないけどな。

俺っちが受けたのは、
  1. ファルモルビシン(15分)
  2. 5FU(60分)
  3. エンドキサン(60分)←エピルビシンとも言う。

の3つの組み合わせ。いわゆる多剤併用療法。頭文字をとってCEFと呼ばれている。NEW癌にはこの他にも、CMF、CAF、AC、EC、AT、ETがある。本では、CEFの脱毛出現率は65%とあったが、あたしゃこれでハゲなかった人を見たことがない。

入院初日に血液検査をし、白血球数が3000以上あれば入院。ない場合は白血球数を上げる注射を打って出戻り。初日の午後~夜、ほぼ半日かけて点滴を行う。2日目は吐き気止めの点滴をうつだけ。1週間後に血液検査をして白血球数が2000以上あれば合格、無事に解放。ダメな場合は注射を2日間うって再受験。これを3-4週間隔で6回繰り返す。大腸癌や食道癌だと、24時間点滴3日間連続なども。。。

抗がん剤の副作用で1番最初に思い浮かぶのは、吐き気・嘔吐。初心な美少女でもある私の場合、毎回、初日の夜に、この症状が出た。2日目以降は胸焼けを中心とした食欲不振。

とにかくベッドを水平にして寝てると、奥のほうから物体がこみ上げてくる。。。江利チエミ女史のように寝ゲロで死にたかないので、ベッドの角度を15度ぐらい(←こだわり)に設定し、爆睡しようとした。。。が、初日はいつも一睡もできなかった。この角度は3日目ぐらいまでkeepされる。

実際に嘔吐したのは1回目と6回目。蓄積効果があるので6回目は3回ぐらい吐いた。あとは胸ヤケ?がひどかった。これが3.4日まで続く。1日2リットル以上水を飲むように指示されるが、この水すら飲めなくて。お茶はもっと飲めなかった。売店で買った2リットルの“おーいお茶”。そのまんまY君に持って帰ってもらったっけ。

胸ヤケが副作用だったということに気がついたのは、抗がん剤が全部終わってから。電子カルテに《胸ヤケ》メニューが無かったので、いつも備考欄に手動入力された。で、毎回聞かれた。「胸ヤケはどうですか?」おらぁ、親父か?!

手術で入院したときは「おお、結構いけるじゃん!」と思っていた食事も、匂いと味、両方×でほとんど食べなかった。「不味い!食べられない!」と言うと、白内障で入院していたばばぁ、もとい、ご婦人が、「贅沢いっちゃダメよ!まったく最近の若い人は・・・」とか言われて、、、ばばぁに抗がん剤飲ませてやろうかと思ったよ。

味の濃いものは食べられたので、毎回、食堂へ行ってカレーやらうどんやらスパゲティやらを食べていた。食堂の親父と仲良しになって、最後の頃は「毎度」って言われたよ。すっかり常連さん。あと食べたいものがあるときは、外出届けだしてセブンへ買出しに行ってた。

抗がん剤で嫌いになった食べ物。ブロッコリー、冷凍ホウレンソウ、冷凍アスパラガス、ホワイトアスパラガス、卵豆腐。以来、我が家の食材からこれらのメニューが消えました。

吐き気対策として必ず持って行ったもの。

【みゅーじっく】                                                    最大の関門・初夜を迎えるにあたっては、激しく気分を盛り上げるため、suede、R.E.M、oasis、Radiohead、Underworld、Yes、FatboySlim、808statesを大音量でガンガン聞いた。トラップ状態。おかげで夜明けとともにライブが終了。ぐったり。反動で2日目からは爆睡。クラッシック、ジャズ系でしっぽりと。

【FLISK】                                                            もともとフリ中だったけど、胸ヤケを解消するにはこれが1番。入院した初日は、昼食を食べた後、点滴が始まるまでの間に、大量の水と大量のFLISKを購入しに行くのが恒例。バリバリ食ってました。

【アイスの実】                                               なんか口の中をさっぱりさせたくて、、、アイスの実は主食となってました。病院に近かったので、入院前日に病院へ行き、アイスの実を冷凍庫にぶちこんでました。もう1人、アイスの実ファンなじじぃがいたなぁ。

総じて吐き気に関しては、それほど酷くなかったと思う。そういえば癌友のN田さんは、私の点滴中に遊びに来て見ているうちに気持ち悪くなり、ゲロ皿へ吐きに帰ったっけ。                                    

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2006年1月24日 (火)

園芸療法★講演会

毎週火曜日は園芸療法研修会。次年度プログラムで、「ターミナル、死生学」のテーマで話ができる人を教えて欲しいとのオーダー。頭に思い浮かぶのは、T先生。医師でもあり、癌サバイバーでもある。患者の立場から医学を語ることができるのが、先生の強み。前回のサタサポで講演依頼をしていたのだが、2007年2月24日で快諾して頂けた。

で、その旨を代表に伝えると、数年前に、同じくJWでセカンドオピニオンをしているN先生が、同じテーマで講演していたことが判明!これにはびっくら、腰がぬけた。

N先生は、今年1月から私が通院している病院の緩和ケア医。つまり、はかちゃんの転院=JW=園芸療法の3つが奇跡的にリンクしている。こんなことってあるんですな。奇遇。ということで、この際だから、N先生にも講演依頼。来年2007年2月24日は「J.ウエルネス祭り」です。みなさんもご参加くださいな。

この病気になってから、まるで村上春樹の「東京奇譚集」のような奇跡的な出来事が多く、仕組まれているような気がしてならない。

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2006年1月23日 (月)

Tちゃんラスト外来

サブはかちゃんとして手術・入院中お世話になったTちゃんが3月31日に異動決定。大学医局へ戻るとのこと。昨年1月の退院以来、挨拶もしないままになっていたのが気になっていたので、診察することは何もなかったのだけれど、外来へ。

名前を呼ばれてドアを開けると、いつものクールな笑顔。「せんせー、こんにちは!ご無沙汰しちょりますー!」「どうですか、お変わりないですか?」ハイテンションで突っ込む私をあっさりかわす、闘牛士T先生。

「お元気そうですね。じゃあ、注射をうちましょうか?」「OH先生!ノンノン!注射は19日にはかちゃんとこでうってきたよん。今日は、何にもすることないの。」「え?あああ、そう。」クールに笑っている。

「退院以来、ろくに挨拶、お礼もいえないままになっていたので、気になっていて。それだけ伝えに。ありがとうございました。」大好物のバウムクウヘンを差し出し、「家帰ってから食べてね。見た目、バリウム飲んだあとの何みたいだけど。」「どうもありがとう。お気持ち、頂いておきます。」

で、いちおう本題。

「右肩が痛くて痛くて。。。整形の予約いれて~。」「どこが痛いの?」1番痛い場所を指差すと、「そこ、骨ないよ。五十肩じゃないかな?ホルモン療法やるとなるのよね。」ばっさり!「五十肩って、先生。四十もまだなのに。」「だってそこ、筋肉よ。12月にRI受けてるわよね。」ホネホネ画面を立ち上げ、医師の見解をみせてくれる。“異常なし”の表示。「RIって骨の炎症レベルまでひろうのよ。多分、それ、筋肉よ。」しょぼぼぼん。でも念のため、整形をいれてもらった。

次に、ももちゃんの婦人科。3月16日にゲノムの結果が出てくるので、それ以降で予約をいれてもらった。「T病院は“産院”しかないから、こういうのが不便で。。。」卵巣癌と子宮癌の検査をいれてもらった。

あとは雑談。「先生、T病院ってどう思う?」「うーん、スポーツに力を入れているわよね。って、そんなこと聞きたいんじゃないわよね。どうしたの?」転院で不安になっていることを率直に伝えた。すると、、、

  • NEW癌治療はガイドラインがあって、どこにいても標準治療が受けられる。格差が小さい。
  • ただし、治験レベルの新薬は大学病院とか専門病院じゃないと受けられない。
  • 経過観察中はどこでも一緒。だったら信頼できる医師についていった方が良い。
  • NEW腺は今、ものすごく患者さんが増えているので、大病院では「待ち」が長い。
  • 再発率は全くないとは言えないけれど、まあ、今は心を平穏に。
  • 再発した時点でセカンドオピニオンをするはず。その時点で治療方法と病院を選んだら。

「会社からの通いやすさを考えると、T医大がいいんだけどなぁ」とボソリつぶやくと、今度、外科から分家をして“NEW腺科”という専門を立ち上げること、T大学から優秀な先生を引き抜いたこと、、、などの裏ネタを教えてくれた。

「動くのなら、紹介状を書くわよ。あとで入るの、大変だから。」あまりにも急展開!「いいいいや、まだ、しばらくははかちゃんについていくよ。」「3月いっぱいはO病院にいるし、また、何か相談したいことがあったら来てくれて良いからね。」

ありがてー。そういえばTちゃん、私と1歳違いなのよね。はかちゃんとタイプは違うけど、いい先生だった。感謝!来月も予約入れてるから、また行っちゃおうかな?!

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2006年1月22日 (日)

きゃんべる湖に「御神渡り」出現!

小さな小さなきゃんべる湖に「御神渡り」が出現しました!ダメ?ってか、ただ割っただけって話が。。。 CIMG0051 CIMG0048

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2006年1月21日 (土)

雪のサタサポ

朝起きると、そこは雪国だった。本気で降っていたのでびっくり。だって今日はサタサポなのよ。T先生と、講演会のお願い交渉をせねばならぬので、行かざるを得ない状況だけど、寒いのは超苦手なオレ様。出る寸前まで迷っていたらS井さんから電話。お休みします電話だと思っていたら、「I田さん行くって」、、、んだば行くか。庭ではピグちゃんも凍っている。 CIMG0033CIMG0037

行ってしまえばこっちのもの。冷たい空気が気持ち良い。。。嘘。寒い。雪だというのに、サタサポメンバー全員参加。すげー。みんな真面目、大人だわ。

サタサポ。今まで参加者3-4人だったのが、2人増えて話題がとても豊かになった。みんなそれぞれの社会的な環境、人生経験の中で病気と向き合っている。そうした中から滲み出た病観、癌観を聞くと、とても勉強になる。

「腫瘍内科医が言うには、2cm、3cmの大きさに癌細胞が育つには、20年近くかかるらしい。それを聞いて、自分は20代の頃から癌細胞と共存していたんだと思って驚いた。でも、今まで20年間共存できたんだから、この先20年間共存するのも簡単だと思った。」T先生談。

っていうことは、自分の場合、37-20=17歳!17歳から癌と共存してきたの?!ひえー。凄いね。俺っち、ピチピチギャル(←死語)の頃、癌ができたんだ~。それって受験ストレスが原因かしら?

CIMG0038 雪の降り方が尋常じゃなかったので、昼食は近場で簡単に居酒屋ランチ。オレッちはあなご定食。あなごが2段入っていてボリュームたっぷり。テーブルも個室感のある広い部屋で、それはそれで良かったのだが、テーブルの上が少し汚れていて閉口。おやじ、ソースのわっか、残しとくんじゃねぇよ。ってか、ちゃんと掃除しとけって感じ。

U2のコンサートチケットをGET!高校時代にサンプラへ観に行ったとき以来。アリーナスタンディングではねまわるぞ!

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2006年1月20日 (金)

骨粗鬆症の薬

CIMG0023 骨粗鬆症の飲み薬。名前はボナロン。下剤のムーベン、ステロイド剤のデカドロンにも笑ったけど。ボナロン、こんなん効くんかい?っていうようななめた名前。

この薬、飲み方が変わっている。まず、朝起きたら1番に、180ccの「国産の水」で飲むこと。外国産の水は硬水のケースが多いのでダメらしい。ここまでは理解できる。問題なのはその後。

  • 飲んだら30分間は他の薬や食事、飲み物を取ってはいけない。
  • 横になってもいけない。座って30分待つこと。

「それって2度寝をしたらダメってことですか?」と聞いたら「ええ、そうです。」ぷっぎー!朝30分間何しろっていうのじゃ!新聞を見る、トイレにこもる、、、水も飲めずに?今朝は薬を飲んだ後、ぼーっとヒーターの前で新聞を読んで過ごした。

んでもって、ひらめきました!「犬を飼う」どうよ。名案でしょ。

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2006年1月19日 (木)

転院初日

CIMG0008行ってきましたよ(←誰に話しかけてんだか)。T田CS病院。今まで朝1番外来でも8:30に出ればOKだったのに、7:20に出発!会社行くより早いぜ。

CIMG0016 幸い、都落ち方向なので、ラッシュの時間帯でも混雑はそれほど酷くはない。上り方面はとんでもないことになってたけど。川を越えたところで目的駅に到着。北口に出ると、そこには何もなかった。。。マツキヨだけ。コンビニもない。公園にふぐはいたけど。あと川沿いだからか、大きな材木屋があった。その土地、病院にわけてあげなよと言いたい。

癌友IOさんと合流。初診手続きを済ませるが、事務員の対応が非常に遅い。明らかに人員が足りていない感じ。前の親父は、紹介状をお持ちですか?と聞かれて「持ってねぇよ。俺は前立腺癌あんだよ」もう訳わかんない。他にも「お茶がでねぇんだよ」大声でどなっているGGがいたり、、、自分が言うのもなんだが、民度が低くてびっくり。患者はシルバーばかりなので、若くて美しい私たちは嫌でも目立っちゃう。

CIMG0009廊下が待合室なのでイスが足りず、立ってる人もチラホラ。なんで院内にこんな行列ができるのか不思議。宝くじでも売ってるのかしら。立って並ぶ元気がある人は良いけど、調子悪かったらどうすんだろ?

CIMG0013外来待合と放射線検査の動線が完全にバッティングしていて、目の前を、酸素ボンベつけた手術患者やら車イスの入院患者やらが行き交い、野戦病院のよう。なるべく視界に入れないよう心がけた。「アメ横ね・・・」納得。噂の“廊下de採血小屋”も発見。占いコーナーみたい。

IOさんとだべくり倒していると、目の前をはかちゃんが通過。「おお、先生!」手を振ると「おおっ!早いな!10時からじゃなかったっけ?」「いやん、ばかん、9時の約束よ!」「そうかそうか」まずはIOさん、続いて私が呼ばれ、中へ移動。転院後初注射の座はIOさんがげとー。ちっ!

まずは触診。先日BPMへ検査に行ったこと、対側NEW癌の心配はないが、骨粗鬆症だと言われたことを伝えた。「う~ん、タモキシフェンに骨強化の効果があるんだけどなぁ」と言いつつ、NEW癌保険適用の薬を処方してくれた。まだ機械に不慣れなので、看護師さんにマンツーマンで操作を教わってて、その後姿が“パソコンスクールに通う親父”状態。笑えた。

次に資格に関する質問。実は年末ネットサーフィンをしていて、乳癌学会が2004年度から始めた新制度の乳腺認定医に、はかちゃんの名前が無いことを発見したのだ。しかも、今度の病院では外科が常勤で乳腺は非常勤。これって「看板下ろすってこと?!」確認せねば!

まず資格のことを聞くと、「数年前に制度改正をして5万も徴収したのに、また制度改正して5万も取るっていうから頭きて1回保留したんだよ。今、申請中。おまけに毎年更新料として2万円取るって言うし。病院で出してくれる所なら良いけどさ~、俺のお小遣い減っちゃうよ。」イスからズリこけ。先生、そんな理由。だだこねてもこの道で食べていくんだからしょうがないよ~。

次に非常勤のこと。「え?俺、乳腺常勤だよ。」あっさり解決。HPが間違っているらしい。「全く土地勘ないところに転院してただでさえ不安なのに、輪をかけてHP事件があって、もう先生乳腺の看板下ろすんだと思ったよ。」

最後にとどめ。「先生、ぶっちゃけ質問。本音で答えてね。おっぱい診るのと胃を診るのと医師としてどっちが面白い?おっぱい突き詰めたい?それとも胃?おっぱいはもう嫌?おっぱい見飽きた?」「そりゃ断然“おっぱい”。おっぱい専門。」二人でおっぱい連発。看護師さん口から砂吐いてる。「安心して、治療方針に変わりはないから」。安心した。オレ様って単純。

その後、K川ちゃんからのタレコミメールが届き、IOさんとびっくり。「O病院からT医大が前面撤退。大学医局の指示による異動。今残っている先生も3月まで。後釜は、T大、T女医大、K大から。」

医局って何なんだろう?人材派遣業会社?医局の都合で患者が振り回されるのって変だよ。患者の気持ちも考えろよ!と言いたいね。医局のバカヤロォーォーォーォ!

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2006年1月18日 (水)

ホルモン療法の副作用

最近、癌友メーリングリストでホルモン療法の副作用が話題になっている。皆、口を揃えてあげる副作用として、、、

  1. 太った
  2. ホットフラッシュ(のぼせ)
  3. 関節痛(肩凝り、首凝り)
  4. イライラ
  5. 頭痛

などなど。

私の場合は、、、

  1. 太った。BC(Before Cancer)時代から+5kg!しか~も、運動しても全く痩せない!アンビリーバボー
  2. ホットフラッシュ。あります。あります。首から上が、突然、“くあ===!”っと熱くなる。自分でコントロールできないのが難点。冬はあったかくて良いけど。
  3. 関節痛。これはかなりヒドイ!首、肩が凝りを通り越して“痛い!”ほど。骨転移を疑っているんだけど、まだ画像や数値に出ていない所をみると、やっぱ副作用なのかなぁ。
  4. イライラ。これは無い。んがっ、BC時代と比べてキレ易くなったかも。プッツンプリン。
  5. 頭痛ではなく、「耳鳴り」があるだす。突然、“キーーーン”と耳鳴りが始まる。まあ、すぐ終わるから我慢できるけれど。
  6. 物覚えが悪くなった。これは全身麻酔の影響!だと思っている。いや、思いたい。頭の中に、まだ眠っている細胞があるに違いない。最近はメモ帳ヒッタイト人。
  7. 月1回のゾラ注射の1.2日後は身体がだるくなる。ダルダルソース人間。

なんてったって血中H濃度300→一ケタへの急降下。はかちゃんに「いろんな症状がでると思うよ」と脅されていたことが、現実になりつつある。疲れやすくなったのと、ストレスを感じやすくなったこと。

なんでも副作用にしてしまうのもなんだが、骨粗鬆症の件といい、薬の使い方って難しい。生命あらば、ということで、多少の副作用には目をつむらされているけど。

さぁ、明日は転院初日!ちょっと緊張!

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2006年1月17日 (火)

新学期DE新年会

CIMG0002 園芸療法の新学期がスタートした。de当然、みんなで新年会へ。

場所は戸塚駅そばの上海モダン。この店の良いところは焼酎が豊富なところ。料理の味は中だけど。

ビールにはじまり、焼酎やら梅酒やら結構飲んでほろ酔い気分。この時点でブログ用の写真を撮り忘れていたことに気がつき、あわてて撮影。写真は食べ尽くした後の皿。美味しそうには見えないけれど、、、

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2006年1月16日 (月)

ピッコロ★ピッコロ

5601-059_1 シュコー社ピッコロシリーズの2005年クリスマスモデルをようやくゲトー!やたっ!

ピッコロシリーズは鉛でできているので、手にすると、心地よい重さがある。この微妙な重量感がオレ様のオタク心をくすぐるのだ。

手塗りでカラーリングされているので、一つ一つ、ムラがあったりするのもツボ。窓なんか銀色で塗ってあるだけだし、ディテールなんか甘々だけど、他の製品にはない“暖かさ”や“遊び”があってそこもツボ。

今年のクリスマスモデルは、トナカイがウィリージープを運転、牽引車にリアルサンタとモミの木が乗っているデザイン。クリスマスシリーズは、ここ数年、プリントが中心だったので、フィギュアが乗っているのは久しぶり。しっかしかわいいねぇ~。う~ん、今夜は離さないぜ!

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2006年1月15日 (日)

ボランタリーな1日

毎月、第1&第3日曜日はボランティアな1日。先週に引き続き、K苑へ。

1~3月上旬は屋内作業。ガーデンにある英国ミントとローズマリーを使ったハーブティー、ローズヒップティー、津軽リンゴ茶、安曇野そば茶の4種類のお茶を楽しんだ。茶色、赤、黄、緑、4色のティーポットが並んだ風景は、見るからに美味しそう!しかも香りが良い!

おばば達にはそば茶が1番人気。香ばしい香り、どこか懐かしい味が良かったようだ。意外に不人気だったのがローズヒップティー。見た目は綺麗だが、酸っぱい味が苦手のようだ。

お茶を楽しんだ後は、皆でかるた大会。普段は温厚な人が豹変。身を乗り出して札をとろうとする。老いても負けじ魂は失わず。この気の強さが長生きの秘訣だな。

認知症のお年寄り。近くの記憶はないけれど、遠い記憶はしっかりしている。先週花を植えたことや、さっきまでしていた作業は忘れても、百人一首や羽根つきなどの遠い思い出ははっきり覚えている。人間って不思議な生き物だわ。

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2006年1月13日 (金)

我輩は花粉症である。ということで、花粉がとばないうちに対策が必要。出勤前、毎年恒例のアレグラ君をもらいに耳鼻科へ寄った。

風邪が流行っているので、待合はマスクをした人ばかり。抗がん剤でいったん壊れた免疫構造が再構築するには、半年~2年かかるという。小心者の俺っちは、マフラーをマスク代わりに鼻で呼吸。

病前(←BCと呼ぶ。Before Cancer。)の問診票は「いいえ」ばかりだったのに、病後(←AC。After Cancer。)は書き込む項目が多くて面倒臭い。書けば書いたで、受付の姉ちゃんにびっくり眼でみられるし。ったくって感じよ。

060113220608.jpg

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2006年1月12日 (木)

悲しい知らせ

昨晩、ネットサーフィンをしていてびっくり。「癌治療薬早期認可を求める会」「がんを語る有志の会」「がん患者団体支援機構」の代表・三浦捷一さんが亡くなったそうです。とても残念です。亡くなられたのは昨年12月20日だそうです。http://www.shikoku-np.co.jp/news/kyodonews.aspx?id=20060111000126

book0081昨年のNHKスペシャルの収録ではじめて三浦さんとお会いした。「未承認薬問題の遅れを、厚労省は副作用のせいにする。抗がん剤の副作用を聞き、それを覚悟して治療が受けられるなら、患者はその薬のために死んでも納得できるんです。でも、今はその道すら選択できないんです。生存権の保障という基本的人権が癌患者にはないんです。」

ようやく癌を社会的な視点から見つめようとし始めたばかりの自分にとって、三浦さんの言葉は心に響いた。教えられた。

オキサリプラチンの佐藤均さんも昨年9月に亡くなっている。厚労省は、癌患者の命が短いのを良いことに、医療制度改革を先延ばしにしているような気がしてならない。

丁度、三浦さんの本「がん戦記」を読んでいる最中。「末期癌になった医師からの“遺言”」とあるが、本当にその通りになってしまった。

「憲法第十三条は薬事法に勝る。すべての癌患者が私と同様、必要かつ十分な情報提供のもとに、憲法で保障された自己決定権を行使し、生存権を獲得すること。その実現のために私は闘ってきました。」ご冥福を心からお祈りします。合掌。

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2006年1月11日 (水)

本当の労わりの心

残業中にメールがぶるった。癌友N田さんから。メールのテーマは「グチ」。

N田さん、今日は体調が悪く、帰りの電車では絶対に座りたかったそうな。やっと座れると思ったら、若い娘に「私、妊婦ですから」と言われて席を横取りされたとのこと。「“悔しい!優先席でもないのに。私は癌です!”と言ってやれば良かった」と怒りのメール。

見た目が不良な俺ッチは、そんなこと言われた例がない。“労われ”って自分の権利を主張する人って世の中に多いけれど、主張できる人は弱者じゃない。本当の弱者って何も言い返せない、言い出せないような人だ。

私だったら「私も体調が悪いんです」と言って、国立Gセンターの診察カードをみせるかな(笑)。

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2006年1月10日 (火)

野菜の高騰

大雪のせいで野菜が高騰している。小松菜やほうれん草が高級野菜に。スーパーで「さんびゃくはちじゅうえん!たっかっ!」と思わず独り言。おい、肉より高いぞ。

CIMG0088そんな我が家の緑生活を支えてくれているのがサンチェ君。種から育てたので、元値は140円。たっぷり肥料をあげたので結構豊作。毎日、1株づつぶち抜いて食卓へ。まだ15株ぐらい残っているので、2週間はいけそう。

CIMG0090ブロッコリーはもうすぐ芽がでてきそう。ほうれん草と小松菜は日照不足で生育がイマイチ。まだ70円ぐらいの価値しかなさそう。来月どうなるか楽しみ。

安心して食べられる美味しい食材が手に入るだけでなく、その成長過程まで楽しめるのが家庭菜園の良いところだ。毛虫も多いけど。

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2006年1月 8日 (日)

NHKスペサル感想②

20060108午前中はボランティア。七草粥をみんなで食べた。1日遅れだけれど、これで1年間無病息災で乗り切れることを願う。葉っぱが小さすぎて、ペンペン草と仏の座の区別がなかなかつかず、説明に苦労した。

  • 春の七草:せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ 七草
  • 由来:7日の朝、歳神に供えてから家族で食べると万病を払うとされた。正月のごちそうで弱り気味の胃を休めるという知恵から始まったという説も。日本人の知恵が生んだ薬膳料理。

因みに秋の七草は、万葉集にある「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花。萩の花、尾花(ススキ)、葛花、撫子の花、女郎花また藤袴、朝貌の花(キキョウ)」 (ばーい山上憶良) が由来。春の七草は ”食”を楽しむもの。秋の七草は花を”見る”ことを楽しむもの。

夜21:15~NHKスペサル「日本の癌医療を問うⅡ」の第2夜。テーマは緩和ケア。

20060109日本の“標準治療⇒緩和ケア”へのいきなり切り替えグラフとWHOの斜線型グラフの違いをみて愕然とした。私が持っていた緩和ケアのイメージって日本型だったのね。「治療と緩和ケアの中間型が良いなぁ」と思っていただけに、な~んだ、それが推奨されているパターンなんじゃん。日本が特殊なだけなのね、って。大納得。

「生(抗がん剤)の治療を捨てる勇気ってすごい!」、「最後まで治療をあきらめず前のめりに死んでやる~!」、「切り替えのタイミングが難しそう!」なんて思っていたけれど、WHO型だったら全然OK!今までの疑問がきれいに晴れました。緩和ケア万歳だわ。

できることなら、患者をずっと診てきた、信頼関係ができている主治医を中心とした“緩和ケアチーム”が、継続して緩和ケアサービスを提供してくれると、患者も安心、希望をもって生きることができるだろう。癌治療を行っている病院では、こうしたチーム体制を維持することを義務化(法制度化)して欲しいわ(病院経営との折り合いが難しそうだけれど)。

2人にひとりは癌になる時代。厚労省、患者パワーを追い風に、しっかり予算とってこいや!って感じ~。

昨日も今日も飲み会帰りのY君。放送中に3回も居眠り。これにはブチギレ!暴れた!あの番組をみて寝られる神経がわからん。信じられん。一緒に見ようと前から言ってたんだから、飲んでくんな===!バカタレ===!ぷんぷん(ばーい佐藤珠緒)!

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2006年1月 7日 (土)

NHKスペサル感想①

今年最初のサタサポ。年末のクリスマス会でお誘いしたTR谷さん(男性)とSK井さん(女性)が新しく参加。やたっ!TK中先生とYS田ちゃんが加わり、総勢7人フォー!ブラボー!

KNちゃんが切ってくれた洋ナシ“オ・フランス”を囲み、各自の体調報告、癌細胞論(闘う癌と闘ってはいけない癌)、検査の必要性と限界論、手術の切り方論、皮膚癌やほくろの癌、TK中先生の書評(柳沢和子著「100万回の永訣」)などについて討論した。いたずらっ子のように笑うTK先生の笑顔。「あんたぁ大丈夫。大丈夫だと思っていれば大丈夫。」なんだそりゃー!

TR谷さんはほくろの癌。JW会員でも3人しかいない貴重(希少)な経験者だ。働き盛りの男性なので、キャリアプラン、家族、経済など、様々な課題に直面したはず。2月からは必殺仕事人のUE田さん(男性・腎臓癌)も復活する。“シルバーじゃない”男性癌患者は珍しいので大歓迎。異業種交流ができるのも、この会の面白さ。

CIMG0081昼は赤坂黒座でパワーランチ。新年初ランチだったので、豪華に“黒座弁当”を頼んだ。煮魚、揚げ魚、焼き魚、刺身に、煮物や角煮、豆腐などがついて1500円。ご飯(←ここのご飯は本当に美味しい)もしっかり食べて大満足!!でも、絶対にカロリーオーバー!!帰宅してからTSCへ直行!!がむしゃらに泳いだ。

夜21:00からはNHKスペサル「日本の癌医療を問うⅡ」を観た。昨年、私が出演した「Ⅰ」の続編。テーマは医療格差について。

地方のように選択肢が全くないのも問題だが、都内でも、病院格差は確実に存在する。拠点病院や治癒率の高い病院には患者が殺到、コネやツテを頼るか、気長に順番を待つしかない。一般の人が受診することは難しい。K総長の国立Gセンターだって、手術待ち日数9週間(緊急の場合8週間)とHPにでている。9週間待ち?!総長、これって拠点として機能していないじゃん。どう考えてるの?

「自分が受けている治療は正しいのだろうか?」「最新治療がうけられるのか?」「命を預けられるのか?」聞けば聞くほど患者は悩む。でもこうした医療格差って、最終的に、「医師レベル」になるのでは?医師の実績、治癒率、術数、、、医師レベルの情報公開、あったら便利。でも、そこにまた患者が集中して、、、ってなことにはならないか?悪循環だ。

最新治療。魅力的な言葉。でも、最新医療が100%効くとは限らない。この“不確実性”が癌の怖さ。だからこそ、患者自身も癌観とか死生観、価値観をもっていることが重要になるんだと思う。医療に振り回されないためにも(過剰医療)、見極める目が必要だ。そして、それを医師と共有しておく必要がある。

昨年末の主治医の転院騒動。耳から脳みそが出るんじゃないかってぐらい、いろいろなことを考えた。

  • 今の治療で良いのか?
  • 施設、設備は満足できるのか?
  • チーム(総合医局)医療は行われるのか?
  • 最新の情報を手に入れる、患者に提供する努力はしているか?
  • 信頼しているか?

一つ一つ浮かぶ疑問に答えを探していたとき、知人からこんなメールをもらった。「治療は、病院の施設がするのでもなく医師がするのでもなく自分の心が、病と向き合えたときできるのだと思います。医療者はそれをあくまでサポートするだけなのです。だからこそ信頼とお互いに協調する心が必要なのだと思っています。」心に響いた。

テレビに映っていたメンバー、前回もいた人ばかり。みんな患者会代表としてバリバリに発言している人。

前回、同席したときは、その場慣れした雰囲気にかなり違和感を感じた。でも、こういう人たちがいないと物事が進まないのも現実。もう少しCOOLにいきたい。

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2006年1月 6日 (金)

2006年★仕事初め

本日より仕事初め。うちの業界はこれからが年度末ラッシュ。1、2、3月が一番ターボー。例年この時期は、土日もほとんど出勤。残業時間100時間越えが当たり前田のクラッカー。会社で寝泊りすることもしばしばだった。

しか~し、今年度中はリハビリ通勤。ぼちぼち皆のリカバリーにまわるつもり。サッカーで言うところのスーパーサブ。

不思議なことに仕事をしていると、自分が癌患者だっていうことをすっかり忘れてしまう。「あれ、そういえば私、癌だったんだっけ?」 忘れる時間も必要だけれど、本気で忘れちゃいかんぜよ、自分ってば。

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2006年1月 5日 (木)

2006年★初泳ぎ

TSCは本日より開業。仕事は明日から。ということで、スミングプラザのfree時間を狙って初詣。

まずは泳ぎの基本、蹴伸びから。水の感触が気持ち良い!とここまでは良かったのだが、いざ泳ぎだすと、お正月のぐうたら三昧がたたってか、下半身が沈みっぱなし!かいてもかいても一向に進まない。“れれれ~?”そうこうしているうちに、肩やら腰やらが痛くなってきた。なんてったって肉体年齢65歳。無理は禁物だ。結局、スピードはあげずに、ゆるゆるまったりスイムを続行。

そろそろ帰ろうかと店じまいをしていると、2コース隣でTSCの若マグロ軍団の練習が始まった。これがスゴイ!の一言。水の中は、同じ人間とは思えないような動き!馬が最終コーナーをまわっているような地(水)鳴りがする。若さのエネルギー大爆発!すげー。

やっぱり、オリンッピックとか目指しちゃってる選手って、身体機能が図抜けていると思った。すっかり目の保養をしました。お腹も出てないし、水をはじくお肌もピチピチ!(←変態おやじ状態)若さだわ!

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2006年1月 4日 (水)

今年の企み

いろいろ目標をたてても大変なので(←しょせんヘタレなだけですが)、マッキンゼー式に3つの企みを立案。今年は、以下の3本柱。

  1. Cカードを取得する
  2. 海で泳ぐ
  3. マジで心理学の勉強をはじめる

1番目の「Cカードを取得する」。昨年、海の上から陸をみることに成功したので、今年は是非「海の中から海をみる」&「海の底から空を見る」ことにチャレンジしようと思う。気合だ===ウイウイウイ。

2番目の「海で泳ぐ」。これは昨年の遠泳大会の継続版。あの感動を再び!ってことで。。。実は今年は癌患者にも声をかけてみようと企んでいる。「癌患者よ、海へ出よ!(←寺山修司風)」 Active Patient のひとりとして、正々堂々と出場したい。

3番目の「マジで心理学の勉強をはじめる」。今も大学院で選科しているのだが、ここで習った心理学が面白い!理数系女が文系の面白さに目覚めたのじゃ!ということで、今年は仕事をしながら受講できる放送大学で、基礎からきちんと学ぼうと思っている。そして、10年経ったら癌患者の心理ボランティアをするのであるぞ=。

昨年は、「社会復帰、遠泳大会に出る、学校に行く」の3本柱で、無事に大願成就。今年も3本柱をエネルギーに換えて強く生きるだ。

はかちゃんの転院先の外来予約。年が明けてようやく病院サイドとやりとりができた。無事に希望時間帯を確保することができ、一安心。19日の初外来が楽しみ。

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2006年1月 3日 (火)

ぐうたら三昧

CIMG0067母と義母を招いてカニ鍋大会をしたのは昨日のことだっけ。胃が重たい(いや体重が重たい)ので、午前中は陽射しを浴びながら六義園へお散歩。アカマツは早くも雪吊りモード。落葉樹の葉がすっかり落ちて、カラスの巣が丸見え。

CIMG00731年前の冬。最後の化学療法が終わり、体力回復のため、散歩でよくこの場所を訪れた。あの頃は、“この先どうなるんだろう”と考えてばかりいたっけ。池畔のイスに座ってほけ~っとしていると、一匹のスズメが飛んできて目の前の椿の枝にとまった。なんか、その風景をみた瞬間、“これも自分の人生、現実を見つめて、全て受け入れていくしかないんだわ”と心がやわらかくなった。

今夜もY君兄妹と中華大会、酒びたりの日々とも今日まで。明日から徐々に仕事モードへ切り替えなきゃ!

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2006年1月 1日 (日)

新年★初ブログ

2006年がスタートした。今年も波乱万丈になること必至だが、明るく、一生懸命生きていきたい。

CIMG0034おせちを食べた後、運動がてら赤坂見附の日枝神社へ。実を言うと、ここは結婚式をあげた思い出の場所。両家の親が申年生まれだったこと、自分が猿っぽいこと、Y君の出身校が裏にあること、前年の暮れに日枝神社の縁結びのわっかをくぐっていたこと、などの理由からここで地味婚した。

昨年は年明け早々抗がん剤入院が控えていたので、初詣は自宅そばの氷川神社。今年は、日枝神社⇒本郷・西片界隈を散策⇒帰宅、という初詣&散歩を企画、寒空の下で決行した。

CIMG0037 日枝神社の階段を息を切らせて登ると、着いたそこにはエスカレーター。オーマイガー!こんなんいつできたん?!朦朧としつつ本堂へ向かい、中へ入ると、目の前に鈴が20本近くぶらさげられている!ぷぎーっ!日枝神社っていつから商売熱心になったんだ===!ま、並ぶ時間が少なくて済むのは良いけれど。。。

おみくじは土鈴タイプを選択。犬の形をしているんだけど、どうみてもスライムにしか見えない。おみくじの結果は小吉。病は「平癒す」とある。昨日は長引くだったのになぁ。的やの兄ちゃんに紙コップのスリきりいっぱいまでぐつぐつ状態の甘酒を注がれてしまい、その場から一歩も動けない。サービス過剰だよ。

CIMG0039その後、千代田線に乗って湯島駅で下車。湯島天神には受験生が大量におしかけ、参道が大渋滞。左手にその様子を眺めながら、本郷~西片界隈へ。

本郷界隈には昔の旅館や学生寮などの木造建築物が数多く残っており、タイムスリップしたような気分になる。西片は義母の実家があった場所。この町も、アルミサッシが無い時代の洒落た家がたくさん残っている。アップダウンに悲鳴をあげながら、窓枠や煙突などの細かい意匠を楽しませてもらった。西片からは白山方面へ移動。白山神社で破魔矢を購入して帰宅した。11:00に家を出て15:30に帰宅。さすがに疲れた。足が棒。CIMG0044 CIMG0045 CIMG0060 CIMG0058

夜は日本酒を楽しみ、新年恒例のウィーンフィル・ニューイヤー・コンサート中継。ラデツキー行進曲を聴きながら思いっきり手を叩いた(昨年は津波災害に配慮し、曲を演奏しなかった)。世界中でいったい何万人という人がこの中継をみているのだろう。そして、何万人と言う人が一緒に手を叩いているのだろう。イマジンしてみただけでも感動する。

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