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2006年2月23日 (木)

抗がん剤の血管痛(炎)ってどうよ

1022 抗がん剤の吐き気以上に私を悩ませたもの。それは血管痛(血管炎ともいう)。原因は、恐らく(別名イチゴシロップ)こと、ファルモルビシン。

血管痛の経過を整理しよう。

1回目:点滴針刺しはT医師。1回目で成功。手首の下の静脈。曲げ伸ばしても支障のない絶妙な位置。血管痛(炎)を知ったのは退院した後。モノが触れると何気に痛かった。でも表面上は変化なし。「どっかにぶつけたのかな?」程度にしか考えなかった。「血管漏れ」は心配していたが、まさか「血管痛」があるとはこの頃思いもよらなんだ。

2回目:点滴針刺しは研修医のH本医師。緊張しつつ、なんとか1回目で成功。場所は前回とほぼ同じ静脈。退院後、お風呂に入って何気に左腕をみたら、なんかドス黒い痣ができてびっくり。「これ、何だろう?」

3回目:同じく研修医のH医師。ど緊張のままトライ。んで、あっけなく散った。T医師をヘルプで呼び出し、2回目で成功。前回の場所は使えず、別の血管を使用。この3回目の頃から、ファルモルビシンを所定の速度で落とすと痛みが走ることを確認。あくびや背伸びなどをすると、血管がつって、腕を真っ直ぐ伸ばすことができなくなっていた。せっかく右腕のリハビリが完了したのに、今度は左手かよ。結構、凹んだ。

DSC000794回目:異動してきたばかりのH医師。「うん、あるある。大丈夫。」といいつつ、3回失敗。針を入れてから血管の中を探るので、いてーのなんの。「本当にごめんなさい」と小さくなっていた。「ええから、きちんと入れろ!プロじゃろが!」と心の中で叫んでいた。でも口では「いいですよ~ヘラヘラ~」。H医師からのヘルプ信号を受け、O病院で1番針刺しが上手いと評価されるN村医師に緊急交代。一発で成功。以来、抗がん剤投与前の針さしが最大の課題となった。

はかちゃんに苦情を言ったら、「血管炎だな。リバシップしてあげて!」って指示がやっとでたまん。でもこのリバシップ、あんまり効かなかったなぁ。気休めにもならなかった。結局、最後まで我慢するしかなかった。最終日、「最後まで持ちますように」ってはかちゃんにお払いされたっけ。神頼みかよー。

09285回目:針刺しは3回目でようやく成功。腕の部分がダメで、とうとう手の甲から。邪魔な位置だが仕方がない。二日間の辛抱だ。血管痛には耐えられなくなって、点滴を落とすスピードを倍にしてもらった。左腕は、静脈の痕が黒ずみ&凹み、キラウエア火山のマグマが通った跡のような状態。人に見せられるような状態じゃない。

DSC001386回目:最後の回は、O病院副医院長のW医師。推測するに、立場上、ここ20年は針刺しをした経験がないと思われるによる。最悪。なんでこんなヤツ連れてきたん!ただでさえ痛い私の左腕を雑巾のようにしぼった挙句、3回失敗。意地になって4回目の場所を探すので、あまりのストレスに発狂しそうになった私。「もういいです!足にしてください!」と懇願。同室のIOさん、この二人のやりとりにいたたまれなくなって病室からそそくさと退場。

足の静脈は太いので、ドヘタなW医師でも一発で成功。点滴中のトイレが面倒だった。この静脈は1年経った今でもダメで、ヨガで開脚をするとひきつりそうになる。

CIMG0246

抗がん剤以来、私の左腕からは静脈が全て消え、針入れ難易度ウルトラA級患者に。半年に1度の総点検。採血もCT、RIの注射も、毎回ストレス。最近は蒸しタオルで暖めてからやるようにしているけど。。。  失敗続き。血管再生には、かなりの時間がかかるというけど、、、なんかいい手ないのかな?

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コメント

うおおおおぉぉ~、思い出したわ(;_;)
お~痛て、痛て…。

私の場合も5日間刺しっぱなしだったんで、奥の太い血管に入れるのに、よく失敗しました。
黄色いシップもしましたよ~。
たしかに、アレは効かないね。

たった5分程度の造影剤の点滴を何度も失敗された日には… _| ̄|○

血管痛はなかったです。
はよ血管が生えますようにっ(-人-)

投稿: rider | 2006年2月23日 (木) 12時48分

痛そう〜。辛そう〜。

私も5日間は留置針刺しっぱなしだった。
腕はどうしても痛くなっちゃうよね。

この薬剤の下品な色はちょっとしたトラウマ。
ファルモルビシンRTU(+5%ブドウ糖)80mgは
全開バリバリでさっさと落としてたように記憶してます。

ただし、こいつが血管の外に漏れると壊死するとかで、
ファルモルビシン点滴中はずっと看護師さんがそばで見張ってた。
ファルモルビシンは、私の場合は5日間のうち1日だけだったけど、
その日は謎の筋肉痛に悩まされた。
ファルモルビシンとの因果関係はないとは思うけどね。

投稿: yann | 2006年2月23日 (木) 13時25分

血管痛はなかったけど、針刺しは毎回苦痛でした。
きゃんべるさんは、随分つらい目をしたみたいですね・・。
私は針を挿した後、テープか何かに被れてしまい、白魚のような美しい腕に小豆のようなキモいシミができてしまいました・・鬱・・。

投稿: カラカラ | 2006年2月23日 (木) 13時50分

私はまだ抗ガン剤の点滴は未経験なんですが、普通の採血とか点滴でもうすでに血管が毎回見つからなくて皆さんにご迷惑おかけしてます。。。で、上手い下手ってすごくありますねえ。注射一本でこんなに違いがあるということは…手術なんかどうなちゃうんでしょう~。きゃんべるさんの明るいお人柄の後ろにはこんなにお辛い事もあったんですね。

投稿: tumabuki | 2006年2月23日 (木) 14時47分

私先週ファルモルビシンの点滴だったんだけど
その後静脈に沿って5cmぐらい赤い線になり痛みも少々

今日医師に見せたら「血管炎だね次は左手に点滴したほうがいいね」
と言われただけでした
それにしても点滴に注射ほんといやですよね

投稿: hhitomii | 2006年2月23日 (木) 16時17分

写真が痛いイタしいです・・。
血管痛ってすごいんですね・・。

私もすでに30回近くは現在刺しまくっていますが、右の腕なんですが、かさびたとかでまるで八つ目ウナギ状態。
なんでも刺しすぎて「カタイ」らしい・・。
蒸しタオルで私もムシムシしてます。

投稿: 昼顔 | 2006年2月23日 (木) 18時45分

一回目の手術&治療してた病院の採血部にいた、中年の研修医っぽいおやじ。
採血するとき汗だくになって、散々腕をいじった挙句
「え~い!いちかバチか!」とつぶやいた。
おいおいおいおい!!
いちかバチかで針刺すなぁ~~!!

投稿: がんこ | 2006年2月23日 (木) 19時47分

手術、放射線、抗癌剤---どれかひとつやれといわれたら---どれもイヤダヨン。中でも抗癌剤は最悪。赤い袋は鬼門。健康なときには検査の度に血管と格闘する日が来るなんて思ってもみなかったです。針刺し失敗したやつは我が身で練習しろ!

投稿: メリー | 2006年2月23日 (木) 20時37分

私も母のように優しく頑張っていける女性になります。
コメント、うれしいです!
点滴注射て私も嫌いです。
頑張ってください(┯_┯

投稿: yu-tan | 2006年2月23日 (木) 21時28分

私のアドリアマイシンの点滴袋を見た再発組(パクリタキセル6時間という日帰りとしては拷問のよーに長い点滴に来てました)のおばさまが、ファルモルビシンと勘違いしたのか「あれはキツいのよねー」て言ってたのを思い出します。私の担当医は、経験もあったんでしょうが自分も針刺され組=癌キャリアだったせいか優しかったです。失敗もされましたけど(笑)1回で懲りた私は毎回手の甲組になりましたとさ。途中で肺炎でギブアップしましたが、フルコースやってたら私も「足組」だったかも(やはり乳癌だった従姉も「足組」でした)

投稿: みかげ | 2006年2月24日 (金) 09時42分

皆さん痛い、辛い、酷い、苦しい、いろいろしてますねぇ。
私は一度だけ主治医が抗癌剤の針刺しに来たことがありましたが
失敗して結局看護師さんでした。
その時以外は全部看護師さんで
回を重ねる毎にだんだん針を刺す場所が無くなりました。
でも、皆さんに比べるとまだまだ修業が足りない!
だけど、もうやりたくな~い!

投稿: のほほん | 2006年2月24日 (金) 16時19分

ううう、みなさん苦労してまんなー。
NEW癌って術腕が使えないので、どっちか片方しか使えないんですよね。これが最大のネック。私も右腕はいきいきとした青筋が流れております。
まあ、次にやるとしたら「足組」やね。ばっちこーい。

投稿: きゃんべる | 2006年2月24日 (金) 17時23分

はじめまして。私は35歳の胃がん患者です。いろんな癌の方たちの闘病記などを見ていましたが、楽しいきゃんべるさんの文章に惚れました(*^^*)よろしくです。

私も最近、採血や点滴(両方、毎週やるんです・・・)で苦労しています。まだ、腕でなんとか済んでいますが、前回は4人がかりでやっと採血できました。一度ためしに手の甲に刺されたときは超~痛かった!次は手の甲かも・・・(泣)足はもっと痛いのかしら・・・(怖)と思っていたら、タイムリーにこんなネタが!!
みなさん同じ悩みを持っていることを知り、私だけじゃないのだと、少し気が楽になりました。何かいい対処法があるといいんですけどね。

投稿: yue少納言 | 2006年2月24日 (金) 17時35分

>yue納言さんこんにちは!
手の甲だと、夜ねるときとか食事のときに気になってね。その点、足は楽なんですが、トイレへ行くとき意外に大変。ガラガラ転がして、ちょこちょこ歩くその姿は、涙を誘います(嘘)。
血管痛(炎)は、血液系の癌の人も苦労するようです。手術という手段がないため、化学療法で叩くしかなく、尋常じゃない濃度と分量が投与されるから。みんな苦労してるんですよね。
ネット上にはたくさんの若年性癌患者がいますよ。決してひとりじゃないです。勇気だしていきましょう。

投稿: きゃんべる | 2006年2月24日 (金) 18時17分

血液系は薬か移植しかないからタイヘンですよねえ。白血病キャリアの友人は2時間置きに吐いてたそうです(涙)。さて、手の甲組(肺炎やった時も手まわりに点滴。採血も手の甲でやってます。何回も刺されるのヤなんで)な私ですが、慣れればヘーキですよ、手の甲。血管太いですから漏れる心配薄い分。暖めたり、揉まれたり、さんざん手をかけられるくらいならちっとくらい痛くてもばっちこーい!ですわん。他にも患者さん待ってるんだもん。「足組」はさすがに考えちゃいますけど。

投稿: みかげ | 2006年2月24日 (金) 18時47分

わー。レスもらえてうれしいです。周りに癌友がいなかったので。

そっか。手の甲も慣れれば平気なんですね。
もし次、腕で苦労しそうだったら手の甲も試してみま~す。
点滴中、トイレに行く回数が増えるので、「足組」はやめたほうがよさそうですね(-_-)

投稿: yue少納言 | 2006年2月24日 (金) 21時16分

うん、手の甲って刺す側が「痛いんじゃないか?」って思うみたい。腕で探されるより、全然マシっすよね。「甲組」でいきましょう。

投稿: きゃんべる | 2006年2月25日 (土) 09時43分

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