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2006年3月 2日 (木)

仕事のこと《その2》

皆様、コメントありがとうございます!こういうコメントって、癌体験者じゃないと言えない言葉だと思います。ふつーは頑張れ、負けるな、だと思うので。ありがとうございます。

自分でもいろいろ考えてみました。

6月から復帰して、私の体調のことに会社がとても気を遣ってくれていて。。。それはそれでありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。

BC時代だったら尻尾を振って飛びつきたくいなるプロジェクト、、、見ていて本当にやりたくなります。でも、現実を考えると、、、確かに身体は一つ。現実を見据えないと。ただ、やはり諦めきれない心の葛藤があるのも事実。子供もつくらず、仕事ばかりやってきていたから、それが自分らしさだと思っていたから、それを失う喪失感を認めたくないのだろう。

yann姉さんがコメントしてくれた、

  • いままでは「仕事をする私」がすべてだった。
  • これからは「仕事もする私」であろうと思う。

何が1番やりたいのか?と問われたとき、「思いっきり仕事をやりたい!」というのも本音。でも、その一方で「仕事をするのが怖い!」というのも本音。現実をしっかり見据え、諦めなければならないことは、諦めなければならないのだと思う。

病気を抱えながら仕事を続けるのはとても大変なこと。会社へ行けば、いろいろな人と話をするので、刺激にはなる。社会とのつながりがもてているということを実感できる点も重要だ。

たぶん、仕事をすることの意義・意味っていうものが、変わってきているのだと思う。それが、営利を追求する企業という組織の現状や方向性と比べてどうなのか?違っているとしたら、どういう着地点があるのか?ということについて考えていかなければならないのだろう。

癌という病気が持つ本当の怖さ、その本質は、「予後と不確実性」にあると思う。パジャマを脱いだ癌患者として、自分もその壁にぶちあたったというワケ。

んでいろいろ考えていたら、面倒臭くなってきてしまい(私らしい)、午後、念願のホテル・ルワンダを観に行ってきました。intro_img02 caststaff_img01 story_img02 history_img01

ほんの10年前の話なんだけれど、こんな事件が起こっていたのに、のほほーんと暮らしていた自分を恥じました。アフリカーナを捨てた白人たちと一緒です。民族紛争のもとだって、ベルギーの植民地政策が背景にあるわけだし。。。人の人生って、色々なことに翻弄されっぱなしなんですね。

気分転換に、っと思って観る映画じゃないよね。号泣して凹みました。落語に行けばよかった。

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コメント

こんばんは。あるいみネイティブアメリカンみたいな感じだったんですか?
私は今、昔のきゃんべるさんのように人と話すことがなかなかありません。だって代替療法ってみんな信じてくれないんです。そして癌だったと話すとまるで私があの世にでも行ってしまうような感じで見られてしまうんです。しかも癌がうつってしまうかのような目で見られます。確かに自分でもいつ行ってもおかしくないと思っていますが・・・。とっても悲しい事ですよね。これって差別ですか。健康な方には絶対分かってもらえないでしょう。私も心に整理がついたら家族の為に働きたいな。きゃんべるさんの生き方たくましいと思います。みならわなくては。いつも誤字脱字ですみません。ZZZ

投稿: さかな | 2006年3月 2日 (木) 22時35分

きゃんべるさんが紹介されていた「死を見つめる心」を読み始めました。
まだ初めの方ですが「仕事」のことで響いたことがありました。
>仕事という言葉は、もちろん、職業も含みます。
>しかし、それだけではなくて、めいめいの人間が、自分にあたえられているものは、これだ、と考えるような意味での仕事であります。

私も前の職場に復帰の予定ですが以前のようには体力的にも、心情的にも働けません。
でも、自分なりに僅かではあるけれど自分にあたえられている「仕事」をしたいなぁと思っています。

投稿: のほほん | 2006年3月 3日 (金) 11時02分

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