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2006年4月13日 (木)

おっぱいまつり

20060412 昨夜は、パフォーマンス・アーチスト、フーサンの「ぽっかり穴のあいた胸で考えた」出版記念パーティーへ行ってきました。

おっぱい話がいっぱいの“おっぱい”まつり。      今まで生きてきた中で、単位時間あたり、1番多く“おっぱい”という単語を聞きました。かなり衝撃的!いや、笑撃的な夜じゃった!

会場に飾ってあった、ディーナ・メッツガーのポートレート、すげー格好良かった!術ソウの刺青、私もやろーかと思っちまいましたぜ。

正直言って、私は、NEW癌になってから“女性性”や“セクシュアリティ”を認識したクチです。         乳房を失うことで、自分の中のジェンダーに気づいたのです。

「何の病気?」と聞かれて「癌です」と答えることには、何の抵抗もないけれど、「部位は?」と聞かれるのは、自分が裸にされる感じがして、

とても嫌です。

正直に答えると、大抵の人は私の胸に視線を移します。  そう、男も女も必ず。

「どこ見てんだよー?!」

青木さやかのように言いたくなります。

いわゆる女性特有の癌を患った人は、少なからず、同じような感覚・経験を味わっているのではないでしょうか?

それは“セクハラ”でございます。

と私は言いたい。

私がブログタイトルに、「乳がん」でも「乳癌」でもなく、「NEW癌」という言葉を使っているのも、そーした理由です。「NEW-G」でも良いと思っている。ニュータイプみたいで良いでしょ?アムロと一緒。                                                ぐげ、話がそれました。

そもそも、乳房というのは誰のためにあるのでしょうか?男のため?赤ちゃんのため?

マリリン・ヤーロムの「乳房論」という本の中に、「今日、乳房が自分のものであると女性に実感させるのが、乳がんという悲しい現実である。生命を脅かす病のショックとともに、彼女たちは乳房が本当に自分のものであることを知る」とありますが、その通りだと思います。

「女性の身体のことを、社会的にも個人的にも問い直して生きたい」というフーサンの考え方は、視点として重要だと感じています。彼女の本には共感できる部分も多々あります。その一方で、ぬるい私なんぞは、「そこまで頑張らなくても」とか「そうかなー」と思ってしまう部分もあります。

バイにゲイにホモにレズ、                       みんなちがって、みんないい

(ばーい:金子みみず)と思ってしまう私でした。   つまり、

愛こそ全て。

なんよ(ばーい:フレディー.M)。

オッパイリレートークは、

  • 先頭オッパイ:歌って踊れるジャーナリスト宮淑子さん
  • セカンドオッパイ:映像作家の出光真子さん
  • シークレットオッパイ:田原節子さんの娘さん(下の名前を聞きそびれてしまった)
  • サードオッパイ:ジェンダー先生の上野千鶴子さん
  • オオトリオッパイ:映画監督(AV)浜野佐知さん

みなさん、かっこよすぎます。そうだ、

私もカックイー女になろう!

きゃんべる。は、そう思いました。ポリシー持って生きる人は、永遠にかっこいいのだ。

パーティの最後は、フーサンのパフォーマンス、ニップルアップルで締め。エネルギーを昇華させた情熱的な一夜でした。ニップルプルプルプルプルプル、アップルプルプルプルプルプル・・・。

パーティの主催はラブピースクラブという団体です。ご興味のある方はアクセスしてちょ。刺激的よ。

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コメント

ラブピースクラブのHPにのってる、フーサンのコラムを少し読みましたけど、面白いですね。
自分としては、わりと共感を感じる文章が多かったです。
本も買おうかな~。

投稿: yue少納言 | 2006年4月13日 (木) 18時10分

あらー?きゃんべる。さんは、おっとこ前で、かっちょいいぞよ。(ほほほっ褒めてみたざます。)

関係ないですが、思い出話です。
私は友人との待ち合わせで、
名古屋の繁華街の「栄(さかえ)」の地下街で
「なんか、人がおっぱ~い!」とでかい声で言ってしまった...
友人は「人がおっぱい...人がおっぱい...」
と、とりつかれたように、笑っていた。

私も「癌」だと言う事に抵抗はありませんが、子宮を取ったと言う事で、
「女じゃなくなっちゃったねぇ」
と発言したヤツには
「あんたねー、私だから良かったけど、普通だったら殺されるよ」
と、脅しておきました。
自分の周りの人間は、そういうセクハラしないように、教育したいと思います。

投稿: がんこ | 2006年4月13日 (木) 18時10分

永遠のレッスン。

子宮やパイオツがあっても女じゃないやつが腐るほどいる!

女性性というのは、パーツのあるなしで云々するような単純なものじゃない。

と思いマス。

投稿: yann | 2006年4月13日 (木) 18時23分

きゃんべる。さん充分カックイーですよ(´3`)ⅴ
確かに『セクハラ』ですよね・・
しかも男性からではなく同じ女性からと言うのが悲しい現実だったりしませんか?
私はまだ癌と判断されていない時それまで仲の良かった友達に『ここなんだけど・・』と触らせようとしたんです(変?)思いっきり『やだー!』と気持ち悪い扱いされました(怒泣)
なんか話しそれちゃいましたけど・・(謝)

投稿: まりん | 2006年4月13日 (木) 18時51分

思わず、題名をみて一瞬びっくり。へんな想像しちゃった。男女に関係なくそれは立派なセクハラですね。健康な人はこの病の苦しさわからないのですよ。明日は我が身なのにね。きゃんべる。さん、このままでも素敵よ!!

投稿: さかな | 2006年4月13日 (木) 19時48分

>yue少納言さんへ
フーサンの所業で1番驚いたことは、自分の癌を耳かきでほじくっていたこと。
しこりに気づいていながら放っておいたのは、ジェンダーから逃げていたんだと。。。
実際に話をすると「アーチスト」って感じがビンビン伝わってきますよ。

>がんこさんへ
お褒めいただきありがとうございまする。くしゃみがでました。へーっくし!
癌になっても私は私。セクハラ野郎には教育的指導と制裁が必要じゃな。天に代わって鬼成敗。

>yannさんへ
おっさるとーりでござります。
よく言う女性らしさってなんじゃろーって思いますね。女性の心とか女性の気持ちとか。自分の気持ち、自分の心でオッケーベイベー!
それ以上でもそれ以下でもなすび。

>まりんさんへ
きっと癌=死というイメージがあって、そこから逃げたかったんでしょうね。
なーんにも無いこの平らな胸は「胸」というのだろうか?と思ってしまうよ。自分は見られて良くても、相手が嫌なんだろうね。そういう社会の認識を変えたいね。

>さかなさんへ
ありがとー!お嬢さんの口から、母・田原節子さんの話を聞いて、これまたびっくり。
患者として生きるには、毅然さが必要と思いました。

投稿: きゃんべる | 2006年4月13日 (木) 21時30分

無っぱい な私は彼氏でもない男の子に「何カップ?」と聞かれて傷付いた(笑)
彼氏でもパイ話は嫌なのに。。。

みんなちがって みんないい

素敵な言葉だ

愛はパワーだよ!!

投稿: つぐ | 2006年4月13日 (木) 23時46分

>つぐさんへ
そーゆーときはだな、「うん、私、元気でるでるデルカップ!」って言っちゃれ!
親父ネタだが、そういう酒がキオスクで売っているのだよ(新幹線など)。養命酒みたいなもんだな。

投稿: きゃんべる | 2006年4月13日 (木) 23時59分

いっつも、感心するのですが、きゃんべる。さんって、なんぼほど、アンテナ持ってるんですか?
通信衛星並ですよね。
お陰様で色んな情報が苦もなく手に入り、世界が広がって、ますます若返るのほほんでありまする。(そのうちオムツ着けちゃうかも・・・オッ?ソリャマズイ)
私も、きゃんべる。さんみたいなカックイー!オヤジ?あっ、失礼「女」目指そう!!(遅すぎるかナ。。。)

投稿: のほほん | 2006年4月14日 (金) 09時28分

>のほほんさんへ
抗がん剤でハゲて以来、髪質が変わり、何故かTOPの毛が立つのですよ。
私、これを「悪魔レーダー」と呼んじょります。感度良好!ピピー、ピピー!

投稿: きゃんべる | 2006年4月14日 (金) 10時16分

私もガンと宣告されてから、初めてココロから乳房と向かい合った人間です。んー、ずいぶん前からめちゃめちゃ意識していればよかったなー、と思いましたね・・。
手術前日フロに入ったときに自分の体を映した鏡をみたときのあのときの気持ちやつぶやいた言葉、そして涙が流れていた事実は、いまだにというか絶対死ぬまで忘れられません。

まあ、命が助かったんだから乳房の一つ、とか言う意見もありますが、やっぱり乳房も、命も、女性としてやはり必要だな、って感じますよ。同時再建して見た目は変わらないようにみてたってやはり「失った」という意識は体内からそして精神的にも強く訴えかけてきます。

投稿: 昼顔 | 2006年4月14日 (金) 20時28分

>昼顔さんへ
はい。私もそうです。おざなりにしてました。
なんでお風呂場に鏡ってあるのかなーと、毎日思いながら身体を洗っていますわ。

投稿: きゃんべる | 2006年4月14日 (金) 22時27分

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受信: 2006年4月13日 (木) 18時26分

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