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2006年4月 6日 (木)

訃報

Rimg1318朝、外来へ行く前に新聞を開くと、朝日新聞でエッセイ「がんと一緒にゆっくりと」を連載していた絵門ゆう子さんが、3日の夜、亡くなったとの記事が。

凄くショックだ

新聞もったまま、ただただ涙があふれました。見出し以外、読み進めませんでした。

はかちゃんと出会った日、これまで医療・福祉のページなんて見たことの無かった私が、初めて「G患者として」目にした記事が彼女のエッセイでした。

G患者の不安定な心の動き、家族との関わり、主治医との関わり方、G患者として生きる日常生活のありよう、、、ユーモアを交えつつ、明快な文章で表現されていました。私は彼女が発するメッセージに、何度も何度も、勇気をもらい、励まされ、支えられました。心に響いたエッセイの数々は、大切に切り抜いて、今でも凹んだときに読み返しています。本当に何度も何度も。何度も何度も。

ここのところ調子が悪いようで、案じていました。前週(3/30)のエッセイから、自分のこれまでの経験について「ストレートに報告します」と言い、論調が一変しました。Gとともに生きた、彼女の真の強さ、厳しさが見えました。

「今生きることに目を向けようよ」

私ももう一度、今生きている自分を愛してみようと思います。

本当に、本当に心からご冥福をお祈りします。たくさんの示唆、ありがとうございました。享年49歳。

もう嫌だ。

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コメント

私も、「がんと一緒にゆっくりと」の本は持っています。今年に入ってから、具合が悪そうでしたよね・・・。
でも、彼女は、ぎりぎりまで仕事をし、直前まで普通に自宅で過ごしていたということでした。
亡くなられたことはとても残念ですが、そういう面ではうらやましく感じました・・・。
ご冥福をお祈りします。

投稿: yue少納言 | 2006年4月 6日 (木) 15時44分

>yue少納言さんへ
私もそう思います。疼痛をコントロールでき、最期まで自分らしく。中村先生に看取ってもらいたいという願いどおり。
なんか、どーせ死ぬなら桜の季節が良いなーとか思っちました。

投稿: きゃんべる | 2006年4月 6日 (木) 17時01分

訃報を知ったとき、えっ?と思ったのですが、
「今生きることに目を向けよう」という表現が、
とても印象的です。

未来があるから今があると思っている私です。
そして今があるから未来があるも思っています。

残念ですが、でも、彼女なりに告知を受けてから中身の濃いそして、精一杯生きたって、その言葉にも感じますね。

投稿: 昼顔 | 2006年4月 6日 (木) 18時09分

絵門さん、お見事!
あっぱれだったと思います。
こころからご冥福をお祈りします。

投稿: yann | 2006年4月 6日 (木) 18時14分

>昼顔さんへ
「生きる」こと。精一杯「生きる」こと。自分らしく「生ききる」こと。
なんか今日は風景が違って見えました。

>yannさんへ
あっぱれですよね。
先週のエッセイを読んで、「死が近いと自分で確実に認識している」と。
今日も楽しみにして開いたら、、、
かなり凹んでいます。マジで。

投稿: きゃんべる。 | 2006年4月 6日 (木) 18時56分

ヘコみすぎると絵門さんに叱られちゃうぞー。
今日は泣いても、明日からはGO!GO!きゃんべる。

投稿: yann | 2006年4月 6日 (木) 19時01分

>yannさんへ

うんこー! ありがとう!

投稿: きゃんべる。 | 2006年4月 6日 (木) 19時11分

私はパソコンのニュース記事で見ました。
エッセーも木曜日には必ずパソコンで・・・
今日は、力が抜けてしまったような一日でした。
でも見事に「生ききった」癌人生で、最後まで自宅で過ごされた事、私もそう在りたいと常々思っておりましたので、本望だったのでは? とも・・・
ただ、30日のエッセーでは 後もう少し言いたい事があったのではなかったかと、心残りも感じました。
確実に後に続いている私が、何処まで生ききることが出来るか、これからの課題です。

投稿: 享子 | 2006年4月 6日 (木) 19時56分

>享子さんへ

私も延長線上にあります。
あっぱれな死に方、そして何より生き方があっぱれ!旦那もあっぱれ!
エッセイの続きも気になりますが、私たちG患者、ひとりひとりが考えなさいっていうことかな?とも思います。

投稿: きゃんべる。 | 2006年4月 6日 (木) 20時16分

午前中に、このニュースを聞いて驚きました。
同時に、きゃんべる。さんの事が気になりました。
「大丈夫かな?」って。
そのまま出掛けてしまったけど、やっぱり凹んでたんですね。
絵門さんが亡くなった事もショックだったけど、
きゃんべる。さんの「もう嫌だ」って言葉が
ショックでした。
きゃんべる。さんが、絵門さんに支えられたように
私はきゃんべる。さんに勇気をもらっています。
すぐに元気になってとは言いません。
凹むだけ凹んだら、また上がってきて下さいね。

謹んで、絵門さんのご冥福をお祈りします。

投稿: がんこ | 2006年4月 6日 (木) 22時40分

本当にショックでした。今を生きる勇気をもらい続けていたのに・・・辛すぎる。ただただご冥福をお祈りします。

投稿: メリー | 2006年4月 6日 (木) 23時14分

きゃんべるさん私も右に同じ…。
お皿を洗ってても泣けてきます。
彼女が残したメッセージを皆で考えて行こう。
今頃天国で天使とダンスしてますよ、きっと。

投稿: tumabuki | 2006年4月 6日 (木) 23時46分

朝ニュースを見て 私もきゃんべる。さんのことを想いました

彼女が残した言葉一つ一つが 皆の命に変わったと思います

私も 今日一日生きたことに 感謝しようと思います

投稿: つぐ | 2006年4月 7日 (金) 01時18分

皆に勇気を与えていたからこそ、喪失感も大きい。本当に辛い。見事に辛い。癌患者だけではなく、多くの人が涙を流したことでしょう。
きゃんべるさんも訃報ばかり続いてお辛いでしょうが、気持ちを切り替えて、生きぬきましょう。お互いに。

投稿: nomo | 2006年4月 7日 (金) 03時09分

>がんこさんへ
ありがとう!
いやーん、きゃんべる。になってるー!嬉しい!
こうして皆様からのコメントを拝見していると、本当に自分は支えられているんだなぁと実感しています。自分も支えられる人になりたい!
5月12日手術がばっちし済むよう、お祈りしてます!

>メリーさんへ
ダブルパンチよ。ばしっ、どすっ。
なんか今は桜をみる気にもなれん。毎年思い出すんだろうなー。

>tumabukiさんへ
ふと思い出しちゃうんですよね。
ああ、この空間にいないんだなーって。そう思うと自然に涙が出てくる。
もう一度読み直そうと思っています。


>つぐさんへ
本当にそうなんじゃ。彼女のメッセージに支えられた人、とても多いと思います。かくいうワシもそのひとり。花のよーに強く生きぬかねば!

>nomoさんへ
ありがとうございます。
今回はダブルパンチで。それでも朝はしっかりくるわけで。
気持ちを入れ替えて!前向きに!と言い聞かせてます。

投稿: きゃんべる。 | 2006年4月 7日 (金) 08時01分

一日経過したわよ。
きゃんべる。さん、ちょっとは落ち着いたかな?な?な?

投稿: yann | 2006年4月 7日 (金) 09時37分

きゃんべる。さん

投稿: ムク | 2006年4月 7日 (金) 10時53分

↑くくく。

投稿: きゃんべる。 | 2006年4月 7日 (金) 11時55分

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