« spO2 | トップページ | 病棟での日々 »

2015年10月28日 (水)

退院を目指して

19日は外来でした。朝9時に家をでるつもりで自宅へ向かいました。行く途中でメッセをいれると「まだ起きれていない」との返事。心配になって部屋へいくと、ベッドにこしかけたまま動けなくなっていました。弟さんがずっとそばに寄り添っていました。この日は本当に体調が悪そうで、時間をかけながら、ゆっくり、ゆっくり、準備をしていきました。



「私的には、このまま入院してもいいかと思っている」



そうポツリとつぶやきました。確かに、今の状態では、部屋からでることもできない。お父さんのことをずっと心配していたけど、弟もいる、妹もいるい。家族がちゃんといる。お父さんも大丈夫。そんな安心感も芽生えていたのかもしれません。
なんとかトイレに立ちあがりましたが、5m先のトイレに行くのもやっとでした。でも、「手を洗いたい」、これは池ちゃんの大切にしたいことのひとつでした。入院してからも、トイレのあとは必ず手洗い。



弟さんが、「イスに座って、イスごと運ぼうか?」と提案をし、私も、その方が楽だよ!と一票を投じましたが池ちゃんは動かず。「あ、うるさいって顔がいっている」と弟さん。「ほんとだ。いいから早く洗面台、あけろよって言ってる」 なんとくこの頃は、私も池ちゃんの顔から言っていることがわかるようになってきました。妹さんや弟さんとのやりとりをみて、こういうところ、やっぱりお姉さんなんだな~と思いました。



なんとか玄関まで歩いてきたところで、診察時間は1時間遅れ。弟さんが病院には連絡をいれておいてくださったので心配は要らないよと伝えましたが、運よく担当医師から電話が入りました。担当医は、いまの状態を聞いてくれ、そして、入院を提案してくれました。あの電話をとったときの池田の安心した表情は今でも忘れられません。そして、「入院用品」と書かれたバッグを弟さんが持ってきました。



その後、すぐに入院係の方からもってくる荷物の電話や病棟についてからの行動が電話で知らされました。こういう連携のよさが、この病院の最大の特徴だと思いました。そして、私たちは車にのって、入院となりました。あくまでも、体調を整えるだけのつもりでした。




« spO2 | トップページ | 病棟での日々 »