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2015年10月28日 (水)

緩和ケア外来

10月11日の夜は、なぜか夕飯を池ちゃん一家にまじってとることになりました。お父さま、妹さん、妹さんの旦那さん、池田、私です。賑やかな食事でした。私もとっても楽しく、心があたたかくなりました。

その一方、二階へあがる池田の姿が、本当に一歩、一歩の状態になっていて、ほふく前進。なんでこういうところも介護保険で考えてくれないのだろう?とか、在宅、在宅といっても、家の構造自体がバリアになることもあるし、なんとかならないのだろうか?と思いました。納税者だから権利あるしね。

外来への付き添いはしていましたが、診察室の中まで同行したのは、10月12日でした。「え?祝日だよね?外来、やっているの?」と聞いたら「年に4回ある、ハッピーマンデーは外来をしているんだって」とのこと。大変だなと思いながらも「でも、こういう祝日の診察をしてくれると、今日みたいに家族が付き添いできるね!」と言ったら「そうなの!そんなこともあって、H先生でよかったかなと思っているの」と。

外来は、治療を主としたものとは全く異なるものでした。そして、時間をたっぷりかけながら心、身体、そのほかの困りごとを聞いてくれました。特に驚いたのは、素通りしちゃういそうな小さな言葉。これを全部ひろっていったこととと、患者がつむぎだす言葉を「待つ」こと。これは、ふつーの外来ではありえない。ふつーの外来では、以下に短い時間の中でコミュニケーションを交わすかに終始するから。そのアプローチの仕方の違いに驚きました。

それから思ったこと。

緩和ケア外来を受診される方は、是非、一冊でいいから疼痛管理の本を読むべし。私は、緩和ケアのガイドラインと日常診療の疑問、10個のヒント!という3冊を読んでいたため、マブだのニブだのの世界から頭を切り替えて、なんとかついていくことができました。池ちゃんにも、在宅緩和薬学会でピックアップしてきた簡易なオピオイドコントロールの小冊子を二冊渡しました。

緩和ケアは、処方の考え方が全く違う世界なので、知っておくと先生が出している薬の意味がよくわかってきます。また、その用量や形態のちがいによるメリットデメリットなどもわかってくるので、納得感がでてきます。これはとても大切だと思いました。

家族に対しては、今の病状が報告されました。息切れの原因、脱毛の原因などです。そして、「では、次の外来は、さ来週・・・?」、、、「いえ、来週にしてください」と。これがのちのち良かったのだと思いました。

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