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2015年10月28日 (水)

介護保険

9月は出張に次ぐ出張で、なかなか顔をみることができなくなっていたので、家での様子がわかるように池ちゃんには日記をつけてもらっていました。



日記はいろいろなところが見えてきます。たとえば、「A&Jと食事!Cとふたりでシェア。おいしかった!」と書いてあれば、ああ、ひとりじゃない。大丈夫と安心することができます。しかも、その翌日の日記には「ハラミ肉のパワー?午前中も動ける!」と書いてありました。



これを読んだ私が「ハラミ肉って何?」となり、「なおみさんもハラミ肉、しらないんだ。cは知っていたよ」と。そして、では、ハラミ肉を食べに行こう!となり、9月29日は目白までハラミ肉を食べに行きました。



9月の頭のノートには「ベッドから自分の身体を起こすのがつらい」とありました。すぐにメッセージをいれて「介護保険で電動ベッドをいれてもらおう」と伝えました。介護保険については、積極的な治療を中止したときから申請をしていたのですが、なかなかおりません。自治体の差はありますが、文京区の対応はかなりひどかったです。その待ちに待った電動ベッドが10月2日に入りました。そのための片付けを妹さんと弟さんが手伝ってくれたことを、とても喜んでいました。「理由はどうであれ、こんなことでもないと、家族がそろう時間はなかなかもてないよね。良い時間だね。そして、いいお父さんとお母さんだったのだね」というと、満面の笑みで「そうかな~」と言っていました。



長女・陽子の姿をみたのはこれが初めてでした。(笑



その後、私は10月4日に開かれる、弘前のアップルマラソンへ参加するために青森へ飛び、完走後の写真を送り、リンゴを届けました。このリンゴがいたく好評で、美味しい、美味しいといいながら、自分でむいて出してくれました。この頃は、時間はかかっても、自分でできることをしていました。






一番うれしかったのは、食事をつくってくれていたときのこと。その日は仕事のあと、寄ろうと思っていましたが、少し遅い時間(18:15)。迷惑かなと思いつつも、少しでも顔を見たいと思い、「遅くなりそうだけど、寄ってもいい?何か買っていこうか?」とメッセを送りました。すると「あたたかいものにしようか?」と。そして、炒め物をする写真が届きました。「クリームシチューとかどうですか?」と。





世の中の夫という人が、家でご飯を楽しみにして帰る気持ちがよくわかりました。






一秒でも早く家に着こうと、走ったのを覚えています。手料理はとてもおいしく、心が温かくなりました。この後も、なるべく一日に一食は一緒に食べようと思いました。私も、一人で食べることが多かったので、嬉しかったです。



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