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2015年11月 4日 (水)

30年ぶりのリスボン

ABC3という再発・転移性がんを扱うシンポジウムにどうしても出席したくて、リスボンまできています。リスボンを訪れるのは実に30年ぶりです。たしか、大学の卒業旅行と称して、スペイン、ポルトガル、モロッコを3週間ほど、母と一緒に旅しましたっけ。

30年前の旅行には様々な思いでがありますが、印象的だったのが母の告白。

何が告白かってーと、子育て&旅行についてきた理由です。母は、確かこういいました。

「幼少時代にキング牧師の暗殺、その後の黒人差別活動、そして、公民権、ベトナム戦争へと国が動いていくさまを体験して、国家ではなく、人をしることの大切さを痛感しました。たとえ、肌の色が違っても、宗教が違っても、指の数がちがっても、住んでいる場所が違っていても、その人自体がどういう人なのかということを捉える大切さですいうことです。政治が人を変えさせてしまう。なおみは幼少時代にそんな空気の中で生きてきました。いま、社会に出る前に、是非、何が本当の意味での『平等』なのか?『平和』なのかを考えてほしくて、欧州、そして、アフリカ大国への旅についていこうと思いました」

そうか、そんなことを母親はずっとかんがえていたんだ・・・と今でもこの時の言葉を思い出します。

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